声優の山根綺、今泉りおな、礒部花凜、佐藤日向が11月21日、都内で行われた舞台「ウマ娘 プリティーダービー」〜Sprinter’s Story〜製作発表会に出席。舞台への意気込みを語った。
「ウマ娘 プリティーダービー」は、実在する競走馬の名前と魂を受け継ぎ、ウマの耳と尻尾を持つ「ウマ娘」と呼ばれる少女たちが、仲間やトレーナーたちと学園生活を送りながらトゥインクル・シリーズ制覇を目指す世界を舞台としたクロスメディアコンテンツ。今回が初の舞台化となり、ダイタクヘリオス役を山根が、ヤマニンゼファー役を今泉が、ダイイチルビー役を磯部が、ケイエスミラクル役を佐藤が演じる。
今回が初の舞台出演となる山根は「私は普段、声優をやっているので、台本を持たずして舞台に立って表現をすることが初めてなので、自分でできるのかなというのと、やると決めたからには最後まで絶対にがんばろうという気持ちです」と思いを告白。話を聞いたのは1年ほど前だったと振り返り「1年前からずっとそわそわそわそわしていました。大丈夫かな？って思ってたんですけど、心強い仲間も一緒にいるので大丈夫だと思います！」と前を向いた。
稽古は既に始まっているそうで、山根は「すべてが新鮮です。自分の体がどうなるかわからず、二週間走り抜けられるんだろうか？という気持ちもあったので、とりあえずジムに行こうと思って」とコメント。山根は磯部にも一緒のジムを紹介したそうだが、磯部はまだ行っていないと言い、山根は「なんで行ってないんだよ！(笑)」とツッコんだ。すると佐藤は「ちょっといいですか？私も(磯部に)ジム紹介してる！(笑)」と暴露。磯部は「みんなの偵察しようと思って。みんな良いジム知らないかな？って」とキュートに答えていた。
山根と同じく初の舞台出演となる今泉は「体力に相当自信がなくて…。この写真(メインビジュアル)を撮るだけで3日間筋肉痛で動けなくなりました」と告白。続けて「一生懸命走り込みをして、なんとか筋肉と体力をつけてがんばっていきたいと思います」と意気込んだ。
最後に山根は「私にとって初めての舞台。そして『ウマ娘』にとっても初めての舞台ということで、見に来てくださるトレーナーさんも私たちも全部初めてだと思うんです」と口にし「最初で最後の初めての瞬間を、最後まで楽しくヘリオスらしく笑って走りきりたいと思います」と力強く宣言した。
◆取材・文＝山田果奈映