たけやま3.5・武田雛歩が11月25日(金)に放送される「女流雀士 プロアマNo.1決定戦 てんパイクイーン シーズン8」に初出演する。
同番組は、実力・人気共に兼ね備えた女流プロと腕自慢の女流雀士が集結し、「てんパイクイーン」のタイトルを懸けて麻雀の真剣勝負を繰り広げるシリーズの第8弾。総勢24人のプレイヤーを4人ごと6組に分け、予選各組2人ずつが準決勝に進出。準決勝上位3人が、前回大会のクイーンと共に決勝を戦う。プロ雀士の資格を持つ武田は、高宮まり、中田花奈、成海有紗と予選を戦う。
今回、本番前の武田にインタビューを行い、対局に懸ける思いや意識している相手、麻雀を始めたきっかけ、麻雀の魅力などについて語ってもらった。
――「てんパイクイーン」初登場ですが、現在の心境は?
「この番組は女流雀士にとって夢の舞台でもあると思っているので、出演が決まった時はすごく嬉しかったです。あと、『きれいなドレスが着られる!』って(笑)。すごく勝ちたい気持ちがあるので、(予選突破できる)上位2名に残れるよう頑張りたいです!まずは焦らず、集中したいと思います」
――対局するメンバーの中で意識する方はいらっしゃいますか?
「(日本プロ麻雀)連盟の同期の中田さんですね。ライバル視しているという感じではなく、こうしてまた一緒に打てるのが嬉しいので、勝てたらいいなと。2人で予選突破できたら嬉しいですね」
――番組の見どころの一つである衣装のポイントを教えてください。
「まずは色です!私は暖色系の色を着ることが多いのですが、今回は落ち着いた水色にしてみました。元々、用意していただいた中から白とピンクのドレスを選んでいたんですけど、スタイリストさんが『これ、いいんじゃない?』ってこのドレスを持ってきてくださって、着てみたら『確かに、一番しっくりくるな』と思ってこれにしました。普段の私服はスカートの丈がちょっと短い物か結構長いワンピースが多いので、短過ぎず長過ぎない丈感は新鮮ですね。新しい私が見られます!」
――麻雀を始めたきっかけは?
「最初に始めたのは小学6年生くらいの時ですね。当時、祖父母の家に住んでいたのですが、祖父が麻雀好きで家に麻雀牌があって教えてもらっていました。でも、その時はそこまで深く理解していなくて...。その後、中学生くらいの時に麻雀を題材にしたアニメ『咲-Saki-』を見て、『本格的にやりたい!』と思って始めました」
――同年代で麻雀をやられている方は周りにいらっしゃったのですか?
「友達でやっている子はいなかったので、パソコンを使って独学で覚えて、覚えてからは家族と打つ、という感じでした。だから、ネット麻雀は結構早い段階からやっていましたね。役は『咲-Saki-』で覚えていましたし(笑)」
――麻雀の魅力は?
「時間を忘れて集中できて、しかも1局1局が楽しいところです。この先何十年も続けていきたいなって思っていますし、そういう思いがあったからプロを目指しました」
――普段はどのようなかたちで麻雀を楽しんでいますか?
「8月に愛媛から上京してきたのですが、愛媛にいる時は麻雀の塾みたいなお店で毎日打っていました。子供からおじいちゃんおばあちゃんまで、幅広い年齢層の方々が集っていて、すごくアットホームで温かい場所なんです。そこで打っている時間が本当に楽しくて!上京した今は、どこに通おうか探している段階ですね」
――麻雀以外の趣味や最近ハマっていることは?
「アニメを観ながらコーヒーを飲む!(笑) コーヒーが本当に好きで、豆をハンドミルで自分でひいて、淹れて飲んでいます。豆の種類とかはよく分からなくてこだわりとかはないのですが、"自分で豆をひいて、自分で淹れたコーヒーを飲む"というのが落ち着くんですよね」
――最後にファンの方、視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
「まず予選突破できる上位2名に入れるよう、全力でプレイしたいです。久しぶりのテレビ対局なので、いつも応援してくれているファンの方は本当に心待ちにしてくれているので、その方たちのためにも勝ちたいと思います!」
文=原田健
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