アイドルグループ「わーすた」の小玉梨々華が1st写真集「素顔」の発売記念イベントを11月23日に都内で開催。イベントに先駆けて、囲み取材が行われた。
世界に照準を合わせて活動しているデジタルネイティブアイドル“わーすた”が、9月から4カ月連続でメンバーのソロ写真集を発売。11月22日に発売された小玉梨々華の「素顔」はその第3弾となる。ソロ写真集の発売が決まった時の気持ちを聞かれた小玉は「ソロ写真集を発売する大変さや難しさをすごく分かっていたので、出せる喜びと、それぐらいグループとしても個人としても少しは大きくなれたんだなぁって思って、すごく嬉しい気持ちになりました」と喜びを伝えた。
撮影が行われたのは京都。「屋形船がすごく印象に残っています。初めて乗ったんですけど、すごく景色がキレイで自然が豊かで、心が浄化されて癒されました。あとは、鵜飼いという京都の伝統的文化も直接近くで見せていただいて、すごく迫力がありました。“これが代々継がれてきたものなんだなぁ”って感動しましたし、それが私の写真集にも載っているので、それが思い出の1枚になりました」と撮影時を振り返った。
写真集の制作過程で、自分の新たな性格に気付いたという。「スイッチが入るとすごくこだわる性格だということが初めて分かりました(笑)。写真集に載せる候補の写真をたくさん送っていただいたんですけど、その中の80%ぐらいにNGを出しました。申し訳ないと思いながらも、一生に一度の1st写真集だと思ったらすごくこだわりたくなったんです。ほぼ自分がセレクトしたというくらい、こだわりが詰まった1冊になったので、そこにも注目してもらいたいです」と、ソロ写真集をより理想に近づけるために意見をたくさん出したと語った。
そんなこだわり抜いた写真集のカットの中での特にお気に入りの1枚は、花と一緒に写っている写真。「お花の前で撮っている写真なんですけど、よく見ていただくと涙目になっていて、鼻も赤くて、泣いているんです。これには裏話があって、撮影中に虫が飛んできて、“怖い!”って思ったんですけど、スタッフさんに『動かないで』って言われて、どこに何の虫が止まっているのか分からず、怖くて泣いてしまいました。“この後、休憩できるかな?”と思っていたら、『今、いい顔だからそのまま撮りましょう』と言われて、撮影してもらった中の1枚です。撮ってる時は虫がいて嫌だったけど、後々見てみたら、お花に感動しているような写真になっていたので、お気に入りの1枚になりました(笑)」と撮影時のエピソードを交えて、選んだ理由を明かした。
今回の4カ月連続のソロ写真集企画は、ロケ地やコンセプトが違うそれぞれの個性が生かされたものになっている。第1弾の廣川奈々聖「なちゅらる」、第2弾の松田美里「となりがいい」の感想を聞いてみると、「メンバーと8年ぐらい一緒にいるんですけど、私も見たことのない表情や仕草がそれぞれの写真集に詰まっていました。メンバーも知らない一面が見られる写真集なので、ファンの方にも嬉しい1冊だろうなと思いました」と答えた。
今回の写真集「素顔」に対するメンバーからの反響を聞いてみると、「お仕事の関係で三品瑠香というメンバーには会えたので、私がいる前で直接見てもらいました。瑠香はしみじみ見ながら『いいねぇ、かわいいねぇ』って言ってくれました(笑)」と報告した。
自己採点は「101点!」と回答。「100点が満点のイメージがあって、こだわり抜いたので満点以上の写真集が完成したんじゃないかなって思っています。私の誕生日が10月1日なので、小さい頃から点数を聞かれるたびに“101点!”って答えていたので、この写真集も101点です!」と笑顔を見せた。
最後は、「1ページ1ページ、写真の1枚1枚、私がすごくこだわった写真集になりました。ちょっと興味があるよって方にもお手に取っていただきたいですし、もう受け取ってくださった方は穴が開くまで、擦り切れるまで、たくさんたくさん見ていただいて、私の“素顔”を感じていただけたら嬉しいです」というメッセージで締めくくった。
◆取材・文=田中隆信
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