小宮璃央“浩一”の上半身がアザだらけの細マッチョで、カッコ良くも切ない<永遠の昨日>

2022/11/24 06:40 配信

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布団の上で井上想良“満”を抱きしめる小宮璃央“浩一”「永遠の昨日」第5話より (C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

小宮璃央井上想良がW主演を務めるドラマ「永遠の昨日」(毎週木曜深夜1:20~ほか、MBSほか)の第5話が、11月17日に放送された。クラス担任の小河(中村優一)が自殺しようとするのを止めるため、浩一(小宮)はシャツを脱いで自分の身体が“死体”となってしまったことを話す。その身体が細マッチョでカッコ良くありつつ、アザだらけで痛々しい。また、自分の状況に達観したようすの浩一を見ていると、切なくて胸が締め付けられる思いがした。(以下、ネタバレを含みます)

“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリー


「永遠の昨日」第5話より (C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

同ドラマは、交通事故に遭ってしまった高校生の浩一と同級生の満が心を通わせ、生と性を見つめて懸命に“生きた”二人の姿を描いた、榎田尤利原作のBL小説「永遠の昨日」が原作。

陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。高校生の二人は正反対の性格ゆえに強く引かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメートたちは次第に浩一の存在を忘れ始める。浩一が消えてしまうまでの限りある刻を懸命に輝かせた二人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリーとなっている。

浩一と満のクラスメイト・鏡屋寿美子を大友花恋、橋本郁美を鳴海唯、クラス委員長を新原泰佑が演じる。また、浩一たちのクラスの担任・小河雅彦役で中村、生物学の教員・玉置役で朝井大智が出演するほか、浩一の母を北原里英、青海総合病院の内科医・香住遥を小林涼子、満の父・青海敏郎を松村雄基が務める。

担任の小河の自殺を止めようとして浩一はシャツを脱ぐが…


「永遠の昨日」第5話より (C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

クラス担任の小河が校舎の屋上の縁に立っているのを委員長の新原が見つけ、浩一たちとともに駆けつける。生物学教員の玉置もやってきて「雅彦やめろ!」と止めるが、玉置から別れを告げられたことを思い返す小河は「僕にはこうする自由があるはずだ」と屋上の縁から離れようとしない。

柵を乗り越えた浩一はやおらシャツを脱ぎ出す。なかなかの細マッチョで筋肉質な体がかっこいいが、それよりも内出血している交通事故の傷が痛いたしく複雑な気持ちになる。

うろたえる小川をよそに、ゆっくりと近づいていく浩一。「どうしたんだ、そのアザ」と聞く小河に、トラックにひかれて心臓が止まっていると浩一は淡々と話すのだった。

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