ーー撮影現場の雰囲気や共演者のみなさんの印象はいかがですか?
初日からみんなすぐに打ち解けて仲良くなりました。全員それぞれ個性が違うので、この6人が集まってお芝居していると、いろんな化学反応が起きて楽しいです。みんなとても頼もしいし、このメンバーでよかったなあと思います。
撮影に入る前にみんなで、航空学校の学生さんたちが実習を行う飛行機に乗せていただいたんです。初めてコックピットの窓から見た空が忘れられません。みんな、あの景色が見たくてパイロットを目指すのだろうなと思いました。役作りのために、航空学校の学生さんたちにお話を伺う機会がたくさんありました。とてつもなく高度な知識や技術が必要な職業であることは重々わかったうえで現場に入ったつもりでしたが、想像を絶するぐらいにみなさん努力をして、大変な思いをしてパイロットになられているのだと知り、今まで以上にパイロットという職業に対して尊敬の念を強く抱きました。
ーー放送を楽しみにしている視聴者の方々へのメッセージをお願いします。
空を飛ぶというのは、絶対にひとりではできません。パイロットを支えてくれるたくさんの方がいて、いろいろな人が関わり合ってはじめて空を飛ぶことができる。倫子はそれに気づいたことで、大きく成長します。さまざまな経験を重ねるごとに、成長していく彼女を見ていただければうれしいなと思います。また、このドラマで倫子や舞ちゃんの奮闘を見て、パイロットを志す女性が増えてくれたら、こんなにうれしいことはありません。