俳優の駒木根葵汰が、女優発掘・育成プロジェクト「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」でグランプリに輝いた幸澤沙良が主演を務めるTBSのよるおびドラマ「差出人は、誰ですか?」(毎週月~木曜深夜0:40-0:55、TBS系※一部地域を除く)に出演中。
Instagramにアップした画像が“イケメン高校生”と話題になり芸能界デビュー、スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』(EX)の主人公を1年にわたり熱演した駒木根が今作で演じるのは、主人公・美月(幸澤)の幼なじみ・御手洗健(みたらい・けん)。
健は、美月とは同じマンションに住んでおり、美月とはなんでも言い合える仲。二人の関係は恋愛なのか? 友達なのか? 高校生ならではの微妙な距離感でいる。また、バスケ部のキャプテンを務め、クラスの人気者でありながら、人には言えないある重要な秘密を持っているという役どころだ。
駒木根が演じる健の姿に、視聴者からは「爽やかだけど、健が誰よりも闇を抱えてそう」「美月を気に掛けて頭をポンポンしたりエプロン姿でご飯作ってくれたり…理想の幼なじみすぎる…」「健の秘密が何なのか見当がつかない」などといった声が上がり、注目を集めている。
WEBザテレビジョンでは、健を演じる駒木根にインタビューを実施。自身が演じる役との共通点や、撮影現場でのエピソード、主演の幸澤の演技で印象的だったことなどを聞いた。
――今作は、秋元康さんが企画・原案を手掛ける、完全オリジナル脚本の“青春ヒューマンミステリー”となっておりますが、台本を読んだ時の印象を教えてください。
学園ドラマで役を演じるということが初めてで。今回オーディションでグランプリを取った方が主役を演じるということで、すごくキラキラしたドラマを想像していたのですが、“手紙ゲーム”というものを主軸に物語が進んでいくという形の学園ドラマが新しいなと思いました。デジタル化社会の今だからこそ、皆さんに見てほしいなと思う作品になっています。
――初めて学園ドラマに出演してみて、いかがですか?
僕が小さい頃に見ていた学園ドラマはすごくキラキラしたものだったのですが、今回のように高校生のリアルを題材にした学園ドラマは、演じる上ですごくやりがいを感じています。人間模様が見える物語を演じていて面白いですし、思っていることを言えないところにリアルを感じていてこの作品に出会えてよかったと思っています。共演者の中に現役の高校生もいるので、等身大の高校生の姿を見て学びながら演じています。
――健はバスケ部のキャプテンでクラスの人気者という役柄ですが、健とご自身の共通点はありますか?
自分で言うのもなんですが…高校の時の人気者っていう部分と、学生時代にバスケをやってたっていたという共通点はあるのですが、幼なじみもいないですし共通点はほぼゼロに等しいです。健は物事を俯瞰的に見ていますが、僕が高校生の頃は割と自分中心というか、最近になって周りを見れるようになってきたなと思うので、健は高校生ながら大人だなと感じます。
健は大きな秘密を抱えているという役柄ですが、僕自身こういう秘密を抱える役を演じることが初めてだったので、演じることに難しさを感じる部分は多かったです。秘密の部分をちゃんと理解するまでに時間かかりましたし、今でも掴めていない部分があるので、そういう部分は監督と話し合いながら丁寧に演じたいと思っています。1カ月くらい撮影していくと役を大体掴めてくるんですが、御手洗健という役は完全に掴めたという感触がないので、ずっと役と向き合いながら生きています。