茜は思い描く理想の生活からかけ離れた現実に苦しみ、夫を社会的に抹殺するという復讐を始めます。近年、インターネットやSNSで簡単に人とつながってコミュニケーションが取れるようになり、実際に会って、目を見て人と向き合うことがより難しくなっているな、と痛感しています。
簡単につながれてしまうからこそ、便利なツールをどう活用し、どんな言葉を選ぶかはとても大事で、その一つ一つに大きな責任があると思います。彼女の復讐を通して、身近な人との向き合い方を一緒に考えられる作品になることを願いつつ…その先にある、自分自身と向き合うことの大切さを感じていただけるよう、誠心誠意、丁寧に演じていきます。
僕は茜の夫役、奥田大輔を演じます。まず台本を読んで、すごくインパクトのある作品だなと思いました。僕が演じる役は非常にひどい男なのですが、やるからには思いっきりやってやろうと思っております。
お話の構成がなかなか見たことのないような組み立ての作品で、見ていて怖くなってしまうかもしれませんが、フィクションであるということをしっかりと理解していただきながら楽しんでもらえればと思います。
これから撮影が始まっていく中で、大変な作品なのでいろいろあると思いますが、馬場さんと一緒に頑張っていきます!よろしくお願いします。
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