俳優の内藤秀一郎が11月26日、都内で開催された第15回「日本シューズベストドレッサー賞」の授賞式に、タレントの王林、関根勤と共に出席。幼少期に経験した靴にまつわる苦い思い出を語った。
「日本ベストドレッサー賞」は、経済産業省の支援を受け「靴のめぐみ祭り市」実行委員会が制定し、その年もっとも靴が似合う、日本の革靴を美しく履きこなす著名人に贈られる。
受賞した時の心境について内藤は「びっくりしたのと、僕がファッションで大事にしているのは上半身より下半身で、パンツと靴を結構大事にしているので、この賞いただけてうれしかったです」と喜んだ。
同賞に仮面ライダー俳優が選出されるのは、第7回の授賞式で藤岡弘、が受賞して以来初。これに内藤は「僕も仮面ライダーやらさせていただいていたんですけど、藤岡さんが一人目で僕が二人目っていうことで、かなりうれしいですね」と口にした。
記者が「藤岡弘さんすぐそこにいますよ」と、関根に振ると「彼はね。僕の時の仮面ライダーよりスマートでね。かっこいいよね」とモノマネを披露。これに内藤は「めっちゃ上手ですね」と絶賛し、「その声やられるだけで緊張しちゃいます」と苦笑した。
また、同イベントの内容にちなみ、思い出の靴を聞かれると「子どもの頃に光る靴が流行っていて、どうしても仮面ライダーの光る靴が欲しくてお母さんに頼んだんですけど、なかなか買ってもらえなくて、クリスマスプレゼントでサンタさんにお願いしてやっと買ってもらえたんです」と回顧。
続けて「男三人兄弟なので弟も欲しがっちゃって。ある時、ヒーローごっこをしたらその靴がめちゃくちゃ汚れちゃったんです。子どもの頃は自分で靴を洗わなかったんですけど、その靴だけゴシゴシ洗ったんです。そしたら光らなくなっちゃって。だから弟にあげて、お母さんに『新しいの買ってよ』って言ったらめっちゃ怒られました。せこいですよね(笑)」と幼少期の頃の靴にまつわるエピソードを紹介した。
さらに、ワールドカップの話題では「ドイツ強豪だし、最高でも同点だったらいいなと思っていて。勝てるとは思わなくて、めちゃくちゃ興奮しました」と内藤。
今後の試合については「コスタリカは勝てるんじゃないんですかね。ドイツに勝った調子のままいってほしいです。スペインはわからないですけど、コスタリカには勝ってほしいです」と願っていた。
◆取材・文=大野代樹