アイドルグループ、アンジュルムが11月30日に東京・日本武道館でコンサート「アンジュルム concert 2022 autumn final ANGEL SMILE」を開催した。本公演は9月24日からスタートしたコンサートツアー「Hello! Project 2022 Autumn CITY CIRCUIT アンジュルム concert tour angel and smile」(日本武道館公演を含む、全14会場16日程16公演)の千秋楽となる。
開演時間となり、8,500人のファンが待つ中、リーダーの竹内朱莉、サブリーダーの川村文乃、佐々木莉佳子、上國料萌衣、伊勢鈴蘭、橋迫鈴、川名凜、為永幸音、松本わかな、平山遊季がステージに登場し、「ハデにやっちゃいな!」でスタート。
「愛されルートA or B?」や10月19日に発売した最新シングル曲「悔しいわ」などをパワフルにパフォーマンスして会場を温めた後、「日本武道館をお越しの皆さん、ようこそ! アンジュルムでーす!」と元気にあいさつ。竹内が「この日本武道館公演は、これまで回ってきた秋ツアーのファイナルとなるんですけど、なんとボリューム満点になっております。『ANGEL SMILE』ということで、アンジュルムの楽曲はもちろん、スマイレージの楽曲もたくさんやっちゃいたいと思いますので、皆さん一緒に楽しんでいきましょう!」と呼びかけた。その後の「私、ちょいとカワイイ裏番長」「がんばらなくてもええねんで!!」「有頂天LOVE」は、現在の10人になってからライブで披露するのは初、この武道館公演だけの特別メニュー。
スマイレージ時代を含む、過去の日本武道館公演のダイジェスト映像が映し出された後、紫を基調とする初お披露目の衣装で10人が登場し、「新・日本のすすめ!」に続いて、アンジュルムとスマイレージの曲を交互に組み合わせたメドレーを歌唱し、メンバー個々の魅力もしっかりと感じられるパフォーマンスを披露。終盤は「大器晩成」「ドンデンガエシ」「46億年LOVE」などでさらに会場を熱くして本編を締めくくった。
アンコールではカラフルな衣装に着替えた10人が登場し、こちらも10人になって初ライブパフォーマンスとなる「I 無双 Strong!」「Uraha=Lover」を聴かせた。そして、残り1曲となったところで、メンバーそれぞれがツアーを振り返り、ファンに思いを伝えた。
今回が2回目の武道館公演となった平山は、「決まった時からワクワクしていて、前回の自分を越えようと思っていっぱい練習してきました。練習の時に先輩方の映像もいっぱい見て、先輩の偉大さをいつも以上に実感しました。それを学んで引き継ぎつつ、私らしさを出していけるように頑張りたいと思えた武道館でした」と力強く語った。
松本は「1曲終わるたびに皆さんが拍手をしてくれて、それがすごくうれしくて、カッコよく決める曲の時もすごいニヤニヤしちゃって(笑)。こんなにたくさんの方にアンジュルムのパフォーマンスを見てもらえたことが本当に幸せだと感じました」と思い出しながら笑顔で話した。
「大きいステージの時はテンパってしまうのでMCの内容を決めてくるんですけど、今日は決めずに、感じた感情を伝えたいと思いました」と言って話し始めた為永。しかし「いろいろ話したいことがありすぎて、結局、“楽しい”とか“最高”とかになっちゃうんです(笑)」と短い言葉に思いを凝縮して伝えた。
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