<ウィロー>ワーウィック・デイヴィス、34年ぶりの復活に「またこの役を演じられるなんて…」

2022/11/30 21:29 配信

映画

「ウィロー」ワールドプレミアに登壇したロン・ハワード、ワーウィック・デイヴィス(写真左から)(C)2022 Lucasfilm Ltd.

ジョージ・ルーカスが原案と製作総指揮を務め、ロン・ハワードが監督を務めた映画「ウィロー」の20年後の世界を描くディズニープラスオリジナルシリーズ「ウィロー」。11月30日の配信開始直前となる、現地時間の11月29日(※日本時間11月30日)に、アメリカ・ロサンゼルスでキャスト・スタッフ陣が登壇するワールドプレミアが開催された。

「ウィロー」は、魔法使い見習いの主人公・ウィローが、仲間たちと共に邪悪な魔女から世界を救う冒険譚。続編では、邪悪な気配を纏う新たな脅威が動き出す。再び王国に危機が迫るとき、ウィローと若き冒険者たちの神秘に満ち溢れた新たな旅が始まる。

豪華キャストがズラリ集結!


今回登壇したのは、ウィロー役の主演ワーウィック・デイヴィスをはじめ、反骨精神旺盛なプリンセスのキットを演じるルビー・クルス、キッチンメイドのダヴを演じるエリー・バンバー、負けん気の強い女性剣士ジェイド役のエリン・ケリーマン、魔法使いに憧れる気弱な王子グレイドン役のトニー・レヴォロリ、粗野で一匹おおかみの囚人ボーマン役のアマール・チャーダ・パテル、プレイボーイな王子エリク役のデンプシー・ブリク、ウィローのかつての仲間で王国の女王ソーシャ役のジョアンヌ・ウォーリーらキャスト陣の他、本作のプロデューサーを務めたジョナサン・カスダンロン・ハワード、そして彼らの冒険を助ける重要人物を演じるクリスチャン・スレーター

「このシリーズはあなたたちのために作りました!」


配信を目前に控えて行われたワールドプレミアは、34年ぶりの復活に期待を膨らませる大勢のファンの熱気と歓声に包まれた。思い思いのコスプレに身を包んだファンが集結し、会場が盛り上がる中、作中の神秘的な世界観を彷彿(ほうふつ)させる草木があしらわれたグリーンカーペットに、劇中での魔法使いの姿とは打って変わりネイビーのシックなスーツに身を包んだワーウィック・デイヴィスが登場。

「ウィローを初めて演じた時、僕は17歳だったんだ。その後僕は俳優としてのスキルを身に付け、より成長してきた。それだけの年月がたってからまたこの役を演じられるなんて、本当に夢のようだよ」と語り、34年ぶりにウィローというキャラクターを演じることとなった喜びを明かす。

また、「日本のファンの皆さん、こんにちは。1988年から『ウィロー』をずっと支えてきてくれてありがとう。このシリーズはあなたたちのために作りました!」と配信を心待ちにする日本のファンへ向けてメッセージを送った。

一方、前作に引き続きソーシャを演じたジョアンヌ・ウォーリーは「この作品には特殊効果もたくさん使われているし物語の中でもいろいろなことが起きるけど、不思議とうそっぽく感じない。それは核がしっかりしているからだと思うの。そしてその核となるものは全てワーウィックから始まっていると思います」と語り、トニー・レヴォロリは「シリーズ全体に“誰だってヒーローになれる”という大事なメッセージがあります。事態がどんなに複雑で最悪だったとしても、自分が強かろうと弱かろうと、誰だって自分のストーリーのヒーローになれる。そしてそれを一人きりでやってみせる必要はない。そんなとても美しいメッセージに、たくさんの人が共感できるんだと思います」とコメントした。

「ウィロー」は、ディズニープラスで独占配信中。