峯岸みなみ、波乱万丈だった20代「どん底も幸せも全部凝縮されていた」結婚後も“キャラ変”はせず

2022/12/07 08:30 配信

バラエティー インタビュー 独占

峯岸みなみ※ザテレビジョン撮影(撮影=宮川朋久)

峯岸みなみが、ABEMAオリジナル恋愛番組「シャッフルアイランド」の新シーズン「シャッフルアイランド Season3」のMCを前作に続いて務めている。東海オンエアのリーダー・てつやとの結婚発表後、初となる恋愛番組のMCであり、前シリーズとの心境の違いを「傍観者として見ている感覚」と語る。自身は結婚後も、「キャラ変したわけでも、余裕がある女性像を打ち出していってるわけでも全然ない」としたうえで、「『結婚して変わったな』と言われるのは悔しい」と明かす。また、11月15日に30歳の誕生日を迎えた峯岸は、「どん底も幸せも全部凝縮されていて、平和に生きている人の一生分の喜怒哀楽を詰め込んだような10年間だった」と波乱万丈だったという20代を振り返った。

結婚して実感「『シャッフルアイランド』の世界観とは縁がなくなった」MCとしての心境変化


――「シャッフルアイランド」が今作でSeason3を迎えました。改めて、番組が人気を集める理由はどんなところにあると思いますか。

一言でいえば「勉強になるところ」ではないでしょうか。若い子が観た時に「こういうしゃべり方をすると魅力的に見えるんだな」「こういう仕草をすればモテるんだな」みたいな感じで、恋愛の参考になるように思います。そういった見方が、今の自分に必要ないのが、ちょっともったいない気もしますけど(笑)。

――「シャッフルアイランド Season2」の時は独身だった峯岸さんですが、今回は既婚者として収録に臨んでいます。結婚前後で番組の見え方は変わりましたか。

先ほど収録があったのですが、結婚したことで「シャッフルアイランド」みたいな世界観とは縁がなくなったんだなと実感しました(笑)。誰かを好きになって傷つくみたいなことは、良くも悪くもないわけですし。ある意味で安心、ある意味で少し切ない気持ちというか…。傍観者として見ている感覚でしたね。昔であれば「自分なら誰を選ぼう」「選ばれなかったらどうしよう」と臨場感を持って楽しんでいたはずなんですけど、今は親戚の子を見守るような微笑ましさで観られるようになりました(笑)。

「“あなたが一番”と言ってくれる男性に弱い」夫のとの出会いは「ちょうど良いタイミングだった」

峯岸みなみ※ザテレビジョン撮影(撮影=宮川朋久)


――番組では「恋の駆け引き」がテーマになっていますが、峯岸さんご自身はどんな駆け引きやアプローチをされたらうれしいですか。

以前の「シャッフルアイランド」で「自分を特別に思ってくれる人じゃなきゃ嫌だ」と言っていた女の子がいたんですけど、すごく共感する部分がありました。私もAKB48で色んな女の子たちの中で生活して競い合ってきたから、「あなたが一番」と言ってくれる男性に弱いんですよね。実際、そういうアプローチがあったから、結婚したわけですし。

なので、駆け引きとかではなく、真正面から「特別」と言ってもらえることが、女の子にとって一番うれしいのかなと思います。ただ、私自身の話に戻すと、20歳そこそこのときであれば、そういった正攻法のアプローチは効かなかったかもしれません。20代後半になって色んなことを経験してきたからこそ、真っすぐな気持ちに心打たれたような気がします(笑)。

――タイミングが重要だった、と。

そうですね。若い時であれば、グイグイくる人がいたとしても「確実な恋愛はつまんない」と思っていたかもしれないです。だから本当に、ちょうど良いタイミングで今の夫とは出会えたんですよね。

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