TBSでは、秋元康が企画・原案を手掛けるよるおびドラマ「差出人は、誰ですか?」(毎週月~木曜深夜0:40-0:55、TBS系※一部地域を除く)が放送中。
女優発掘・育成プロジェクト「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日_』season2」でグランプリに輝いた幸澤沙良が主演を務める同作は、「SNS社会に生きる若者たち」をテーマに、「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを、「手紙」というアナログなツールを使って完全オリジナル脚本で描く。
WEBザテレビジョンでは、主人公・美月(幸澤)のクラスの担任で、「手紙ゲーム」の発案者である立花純太を演じる柄本時生にインタビューを実施。「手紙ゲーム」によって生徒たちの間に不和が生じながらも、積極的に解決しようとはしない立花の目的に注目が集まる中、物語の鍵を握る立花を演じる柄本にフレッシュなキャストと共演する中で感じたことや、手紙にまつわる思い出、印象的だった場面について話を聞いた。
――台本を読んだ時の印象と、立花をどのように演じようと思ったかを教えてください。
謎がある感じのお芝居になるなとは思いました。実はあまりやったことがない役柄だったのでうれしくて。謎を含んだ感覚でできたらいいなと思いながら演じました。
――幸澤さんの現場での印象はいかがですか?
とても素直な方でした。生徒役の方々は皆さんお芝居というものに対してとても素直なことをやられるなと思います。僕のことを見る時もすごく素直に見ていますし。俳優を続けていると、そういうものは無くなっていくものなので、うれしかったです。
――フレッシュなキャストの方々と共演されてみて、いかがでしたか。
僕、学園ドラマをそんなにやってこなかったので新鮮でした。皆さんを見ていると、一人一人が色々考えながら演じられていて偉いなと思います。
――今作が初現場になるキャストの方もいますが、柄本さんが初めて撮影現場に行かれた時のことは覚えていますか?
初めて現場に行ったのは14歳の頃だったんですが、何も知らなくてウロウロしてました。初めての現場は同級生役が一人しかいなくて。なので、今回学園ドラマで大勢のキャストの中で先生として参加できてうれしかったです。
――教師を演じた中で、印象的だったことはありましたか?
教壇から見える風景が面白かったです。生徒一人一人の顔がよく見えるので、疲れてるんだろうなという子もいれば、本番前だけど目瞑ってるなとかが分かって。普段、教壇から見渡す機会がないので、見ていて面白かったです。
――生徒役のキャストの方々と撮影の合間にお話をすることはありましたか?
僕、あまり喋らないのですが、櫻井海音くん、駒木根葵汰くん、三浦獠太くんとか歳が近い子とは喋っていました。話をする中で、海音くんが高校の後輩だったということが分かって。海音くんがドラムをやってるんですが、僕の高校の同級生がサポートで一度海音くんを呼んだことがあったということを知って驚きました。
――保健室の先生・小畑役の薄幸さんとのシーンも多かったと思いますが、共演されてみていかがでしたか。
「クラブ行きます? クラブはあんま行かないですよね」みたいな会話しかしてないです(笑)。薄幸さんはとても真摯にお仕事をされていました。