俳優の鈴木拡樹が12月7日、都内にて開催されたミュージカル「SPY×FAMILY」制作発表記者会見に、森崎ウィン、唯月ふうか、佐々木美玲(日向坂46)らと共に出席。幼稚園に通っていた頃から日課としてランニングを続けていることを明かし、「体力面には少し自信があります」と胸を張る場面があった。
原作は、遠藤達哉氏の2019年3月から「少年ジャンプ+」で連載している同名コミックで、「スパイ&超能力者&殺し屋が、互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というスパイアクション&ホームコメディ。凄腕スパイであるコードネーム・黄昏扮するロイド・フォージャー役を森崎と鈴木、殺し屋であるコードネーム・いばら姫扮するヨル・フォージャー役を、唯月と佐々木がダブルキャストで演じる。
鈴木は、同作への出演に「話題の作品ですから、それ相応に責任も感じて緊張する」とコメント。その上で、「それ以上に楽しみだったのが、ロイド・フォージャーという人がとても素晴らしいスパイなのでなんでもこなせてしまうんです。自分と照らし合わせると、(自分は)不器用な人間なので、そういう生き方はできなかった。なので最高のチャンスをいただいたなと思いました」と自分とは違うタイプのロイドを演じる喜びを語った。
劇中の登場人物が秘密を抱えていることに絡め、「自分はこう見えて、こういうところがある」というような秘密があるか、と聞かれた鈴木は「『こう見えて』というのも難しい。どう見えるか分からないんですけど」と苦笑。
続けて「僕はローなトーンでいつも暮らしているので、あまり動かなそうと言われるんです。でも結構体を動かすのが好きで、日課がランニングなんです。毎日、幼稚園時代からランニングを欠かさず、趣味としてやっています。なので体力面には少し自信があります」と胸を張った。
◆取材・文=山田健史