日向坂46の佐々木美玲が12月7日、都内にて開催されたミュージカル「SPY×FAMILY」制作発表記者会見に、森崎ウィン、鈴木拡樹、唯月ふうか達と共に出席。グループの念願であった東京ドーム公演や個人でのドラマ出演などがあった2022年を「夢だったことがたくさんかなっていって、幸せだった」と振り返った。
原作は、遠藤達哉氏の2019年3月から「少年ジャンプ+」で連載している同名コミックで、「スパイ&超能力者&殺し屋が、互いの秘密を抱えたまま仮初めの家族になる」というスパイアクション&ホームコメディ。凄腕スパイであるコードネーム・黄昏扮するロイド・フォージャー役を森崎と鈴木、殺し屋であるコードネーム・いばら姫扮するヨル・フォージャー役を、唯月と佐々木がダブルキャストで演じる。
佐々木は「本当に驚きました。コミックもアニメも、どちらも楽しませていただいていたので、まさか自分がヨルさんを演じるなんて想像がつかなくて」とオファー時の心境を吐露。
日向坂46のメンバーからは「おめでとう、絶対見に行くよ」と反響があったことを明かし、会見で着用した赤いドレスに関しては「事務所で衣装を選んでいる時にメンバーが『絶対にこの柄のドレスがみーぱんは似合うよ』って選んでくれた」とにっこり。「みんなの気持ちも背負って頑張りたいと思います」と宣言した。
また、スパイに絡めて「ちょっとした秘密」を聞かれた佐々木は「こう見えて節約家で、いろんな薬局とかスーパーとかで『これが10円あっちより安い』とか、そういうのを巡るのが好き」と告白。
さらに、2022年の感想を聞かれ「日向坂46の夢だった東京ドームでのライブを3月に行うことができて、そこからドラマをやったり、個人としても夢だったことがたくさんかなっていって、幸せだったなという一年でした」とコメント。2023年については「来年はこの『SPY×FAMILY』もありますし、いろんなことに挑戦できる年になれたらいいなと思います」と目を輝かせていた。
◆取材・文=山田健史