「ミスジェニック2022」の表彰式が12月8日、都内にて開催。グランプリの井上晴菜をはじめ、2位の美藤千波、3位の秋澤うらら、4位のもものすけ、5位の黒沢あかりが出席した。なお、MCは「ミスジェニック」初代グランプリの高崎かなみ、お笑いタレント・サミットクラブの静恵一が務めた。
「ミスジェニック」のコンセプトは、“動画映えする”次世代アイドルの発掘。19名の候補生は、オーディションアプリ「mysta(マイスタ)」に動画を投稿し、その動画へのユーザー投票で獲得したポイント数で2ヶ月間競い合う。オーディションを勝ち抜き、冠を手にした5名がミスジェニックに選抜。同イベントは、今年で4回目を迎える。
グランプリに輝いた井上は「半年前はファンもいない、知名度もないただのOLでした。そんな私がこの世界で生き残るために選んだのは『純粋に努力をする』ということだったのですが、結果を出してからしか『努力をした』と言ってはいけないと思い、ここまで頑張りました」とオーディション期間を回顧し、続けて「『mysta』に出す動画は構成を一生懸命考え、配信は人より長い時間やって多くの人と関わり、プロポーションにも気をつけて生きてきました」と声を詰まらせながら語った。
オーディションを経て「好きなことが出来なかった頃の私はもういません。芸能活動をするために一日中働いて費用を稼ぎ、やっとたどり着いた場所です。このオーディションを通して、夢は口に出すことで目標となり、目標は伝えることでかなうと学びました」と述べた。
また、支えてくれたファンに対し「一番伝えたいことは『私を見つけてくれてありがとうございます』ということです。あなたたちのおかげでここまでたどり着くことが出来ました」と感謝した。
今後の目標を聞かれると「タイトルが獲れたからには、オーディションにたくさん挑戦して、自分の目標である女優の仕事をやっていきたいです。また、今は大阪にいますが、東京にも進出したいと思っています」と意欲を見せた。
憧れの女優については「グラドルや女優、モデルのすべてをされている新木優子さんがとても好きです。体形も目標にして頑張りました」と言い、目標体形に近づけるために取り組んだことは「毎日腹筋や腕立て、背筋をしました。食事管理もしたのですが、トマトを朝食べると風邪を引かなくなるのでおすすめです(笑)。半年前から8kgくらい痩せて、今の体形になりました」と口にした。
グランプリの井上には、賞金100万円が贈呈。使い道については「まさか1位になれると思っていなくて、配信で『無料オフ会を開く』と言ってしまったので、オフ会をやります。あとは、かわいくなるために使おうと思います！」と声を弾ませていた。
◆取材・文＝大野代樹