小宮璃央“浩一”と井上想良“満”のベッドでの「特別な時間」が尊くて切なくて号泣<永遠の昨日>

2022/12/09 11:53 配信

ドラマ レビュー

切なげに井上想良“満”を見つめる小宮璃央“浩一”「永遠の昨日」第8話より (C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS

小宮璃央井上想良がW主演を務めるドラマ「永遠の昨日」(毎週木曜深夜1:20~ほか、MBSほか)の最終話となる第8話が、12月8日に放送され、前話で満が浩一に対して「するからな」と言い放った、その後が描かれた。ベッドで過ごす2人の「特別な時間」が尊くて切なくて、滝涙となった。(以下、ネタバレを含みます)

“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリー

「永遠の昨日」第8話より (C)「永遠の昨日」製作委員会・MBS


同ドラマは、交通事故に遭ってしまった高校生の浩一と同級生の満が心を通わせ、生と性を見つめて懸命に“生きた”二人の姿を描いた、榎田尤利原作のBL小説「永遠の昨日」が原作。

陽気でクラスの人気者の浩一と秀才で人付き合いが苦手な満。高校生の二人は正反対の性格ゆえに強く引かれあっている。しかしある朝、浩一は満の目の前でトラックにはねられてしまう。その場で起き上がり、いつものように笑ってみせた浩一は、確かに「生きて」いるけれど、クラスメートたちは次第に浩一の存在を忘れ始める。浩一が消えてしまうまでの限りある刻を懸命に輝かせた二人の姿に“泣けて泣けて仕方がない”青春ラブストーリーとなっている。

浩一と満のクラスメイト・鏡屋寿美子を大友花恋、橋本郁美を鳴海唯、クラス委員長を新原泰佑が演じる。また、浩一たちのクラスの担任・小河雅彦役で中村優一、生物学の教員・玉置役で朝井大智が出演するほか、浩一の母を北原里英、青海総合病院の内科医・香住遥を小林涼子、満の父・青海敏郎を松村雄基が務める。

裸になった浩一が満をバックハグした

満の部屋のベッドで背中合わせに座っている満と浩一。外はまた雨が降っている。浩一は暑いと言って服を脱ぎ、それを見て満もボタンに手をかけた。

裸になった2人。浩一が「初めてなんだけど」というと、「俺だって初めてだ」と満が答えた。浩一は安心したように良かったと言って、「あのさ、俺やっぱ、死んでると思う」と続ける。満をバックハグして浩一が好きだよとささやき、満も「俺も」というと浩一はしっかりと満を抱き締めた。

そのかたわらで満は「みんなには死んでない、生きてる死体だって言ってたけど本当はわかってた。でも、それは俺には受け入れがたくて、だからあの時強引に何かをねじ曲げた。ごめんな、浩一、お前にもそれを手伝わせちゃったよな」と心のなかで思う。この言葉がまさにこの物語を集約している。満が感じている罪悪感が切なくてウルウルとしてしまう。

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