高倉健さん主演の映画「網走番外地」シリーズ8作、BS12にて放送

高倉健さんが主演を務めた映画「網走番外地」シリーズが、BS12にて年末特別編成で放送される。

12月13日(夜 7:00-)網走番外地 望郷篇」のあらすじ

やくざ稼業から手を引き、原爆で打ちのめされた長崎港の再建に着手して規模を拡大した旭統一(嵐寛寿郎)率いる旭組。それに眼をつけた安井は、縄張りをもぎとろうと悪行の限りを尽くす。そのあくどさに我慢出来なくなった旭組の橘真一(高倉さん)は、統一に内緒で殴りこみ、安井に重傷を負わせて刑務所送りになる。

それから数年後、刑期を終え、すっかり立ち直った長崎港の桟橋に降り立った橘真一だが、相も変わらず横暴を極める安井組に、再度の網走づとめを覚悟して、単身殴りこみをかける。

故郷に戻った主人公が、世話になった沖仲仕組長の窮地を救うために、暴力団と対決する。哀愁のムードを漂わせる波止場を舞台に痛快アクションが繰り広げられる男の骨太ドラマだ。

12月20日(夜7:00-)「網走番外地 北海篇」のあらすじ

北海道北端の網走刑務所。殺人傷害で服役中の橘真一は仮出獄となった。「社長が俺の保釈金を出してくれる筈だ」という病身の葉山(千葉真一)の願いをかなえてやろうと、橘は釧路港の志村運送店へ赴くがとても保釈金を出す余裕などない。

そんな中、オホーツク海側の港町に荷物を運べば高額報酬を出す、という男・安川と金田がやって来た。ちょうど思案にくれていた橘は、葉山の保釈金を得るために、その危険な仕事を買って出る。

さまざまな人間模様や雪山の難路を踏破するトラック、ヘリコプターを駆使したアクションなど、シリーズ最高作の呼び声も高い作品だ。