本作が“泣ける映画”ということにちなんで、最近一番泣いたエピソードについて聞かれると、賀来は「アクションの練習を最近していて、跳び箱を跳ぶ時にヒザをぶつけちゃったんですね。で、その3分後くらいに全く同じ場所を、今度は鉄の角みたいな所にぶつけたときに泣きました…」と“痛い”号泣エピソードを披露。
浜辺は「一人でご飯を食べに行ってお酒をたしなむことがすごく好きなんですけど、最近九州のそういう料理屋さんに行った時に、からしレンコンがあって。からしレンコンがたぶん出来立てだったからめっちゃ辛かったんですよ。それで、すごく涙が出ました。以上です」とちょっぴりかわいらしい、泣いた話を告白した。
最後に賀来は「この映画を最初に完成した時に見て思ったのが、本当に優しい映画だなと。映像もそうですし、空気感も音楽も優しいし、出てくるキャラクターが皆さん優しかったり、キャラクターから発せられる言葉も優しさが残っていて、見た後に温かく包み込まれるような感覚の映画でございます。ぜひ無心で、先入観もなく映画の世界に入っていただいて、劇場を出た後にほっこりした気持ちで帰っていただき、優しい気持ちの輪みたいなのを広めていただければうれしいなと思います」とファンにメッセージを送った。
◆取材・文・撮影＝ブルータス海田