女優発掘・育成プロジェクト「TBSスター育成プロジェクト『私が女優になる日＿』season2」で応募総数約5500人の中から視聴者投票で1位に輝いた高校２年生の幸澤沙良が、TBSのよるおびドラマ「差出人は、誰ですか？」(毎週月～木曜深夜0:40-0:55、TBS系※一部地域を除く)でドラマ初出演にして、初主演を務めている。
オーディション時、映画監督・是枝裕和から「セリフが無いときの姿勢ができている」と評価され、プロジェクトの総合プロデューサー・秋元康氏が「彼女の素直さと吸収力というものをとても感じた」と絶賛した逸材だ。
そんな幸澤は、“SNS社会に生きる若者たち”をテーマに「本音で人と向き合うこと」「匿名を使わずに相手に気持ちを伝えること」の大切さを手紙というアナログなツールを使って描く1話15分の同作で、自身と同じ年齢の高校生・桑鶴美月役を演じている。
美月を演じる幸澤の姿に、視聴者からは「演技が自然だから役がすっと入ってくる」「ちゃんと相手の気持ちを受けてせりふを言っていることが伝わる」「透明感に引き込まれる…ブレイクしそう！」などといった声が上がり、注目を集めている。
WEBザテレビジョンでは、クランクアップを迎えた幸澤にインタビューを実施。約3カ月間の撮影を振り返り、主役として苦労した点や成長を感じたこと、撮影中に心の支えになっていた存在などを聞いた。
――まずは、クランクアップを迎えた時の気持ちを教えてください。
クランクアップした時は、約三カ月間一緒にやってきた共演者の方やスタッフの皆さんと離れることが寂しくて号泣してしまいました。すごく達成感もあったのですが、もっと頑張れたなと思うところもたくさんあったので悔しい気持ちにもなりました。
――幸澤さんのクランクアップはどういったシーンでしたか。
小畑先生(納言・薄幸)との二人のシーンだったので、薄幸さんと一緒にクランクアップしました。その時にオーディションで一緒にやってきた3人(大嵩愛花、馬越友梨、大平くるみ)が駆けつけてくれたり、藤原大祐さんがサプライズでスタッフさんとテレビ電話を繋いでくださっていて「お疲れ様」と言葉をかけてくださったり、とてもうれしかったです。
――今作は、幸澤さんにとってどんな作品になりましたか。
いろんなことを学んで吸収して、たくさん刺激を受けた作品になりました。美月の成長する姿や共演者の方から学ぶことがたくさんあったので、初めて出演させていただいたドラマがこの作品で本当に良かったなと思っています。