俳優の豊嶋花が、「第34回フジテレビヤングシナリオ大賞」の大賞受賞作「瑠璃も玻璃も照らせば光る」(12月27日[火]昼1:45-2:45、フジテレビ系)で初主演を務める。
坂元裕二、野島伸司、橋部敦子、野木亜紀子といった数々の脚本家を輩出し、2021年の大賞受賞者、生方美久が放送中の木曜劇場「silent」の脚本を担当していることでも話題の「フジテレビヤングシナリオ大賞」。第34回となる今年は、市東さやか(しとう・さやか)の脚本「瑠璃も玻璃も照らせば光る」が大賞を受賞。若者の葛藤を描きながらも、すがすがしい光を与える青春ヒューマンドラマとなっている。
豊嶋が演じるのは主人公・木村ひかる。うつ病の母・里絵の代わりに家事を担い、意識のない父・康一が入院している病院に立ち寄ってから登校するのが日課になっている、ヤングケアラーの女子高校生。
そんなひかるが親友・美沙から演劇部の照明係を依頼され、「少しくらい青春っぽいことをやってみたい」と承諾するも、真剣に部活に取り組んでいる転校生・立石瑠璃と対立してしまう。
家族のケアをしなければならない自らの境遇と、演劇に取り組みたい気持ちの間で葛藤するひかるは、瑠璃との関わりの中で自分が心の奥底に秘めていた気持ちに気付く。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)