――まずは、原作を読まれた時の印象と、実写化する上で楽しみな部分をお聞かせください。
出演のお話をいただいて、初めてBLの作品を読ませていただいたのですが、同性同士のアダルトなシーンだったり、同性ならではの言動、行動だったりが新鮮で面白かったです。実写化することでさらにこの作品をたくさんの方に知ってもらい、もしかしたら本当に隕石が降ってきて地球が残り○日とかになってしまうかもしれない。そういった時に自分が何をするか、どういう行動をするのか、何を思うのかも想像してみてほしいなと思うので、皆さんの感想が楽しみです。
――演じられる「広瀬遊馬」の印象は? 彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせくだ
さい。
広瀬遊馬は自分の感情にものすごく素直で、人を思いやる心を持っていて、人の心を大きく動かすことができる人物という印象です。遊馬を演じる上で、発する言葉の一つ一つを丁寧に、自分の感情と向き合って相手への言葉を出そうと意識しました。そして、何よりもピュアな心を忘れずに持って臨みました。
――特に井手上漠さんとのシーンが多かったと思いますが、共演された井手上さんの印象と、嘉神めぐるの魅力を教えてください。
自分自身が人見知りで、最初は距離がありましたが、同い年ということもあり、たくさん話して井手上さんのことを知って、井手上漠という人間にものすごく興味を惹かれましたし、たくさんの刺激をもらいました。人に対してここまで興味を惹かれることが滅多にないので、僕自身がすごくいい経験をさせていただいているなと思いました。めぐるちゃんは人を思いやる事が出来る人物だという印象です。遊馬に対して夢を壊さないでいてくれたり、お姉ちゃんを思うからこそ出る律に対しての言葉だったり、すごく優しい人間だなと思いました。あと、めぐるちゃんはかわいいです(笑)。
――撮影時の出来事で、驚いたことやうれしかったことなど、印象的だったことはありますか?
ラストぐらいのシーンで真澄の夢の中に遊馬が出てくるのですが、そこのシーンをグリーンバック、いわゆるCG使う撮影で初めてグリーンバックで撮影できてうれしかったです(笑)。あと、みんなで焚き火を囲んで出演者4人で撮影したシーンが印象に残っています。寒かったですが、みんなと話せて心は温まり、一つまた距離が縮まった気がしました。
――不思議なパワーをもっている(?)遊馬ですが、もし一つ不思議な力を持てるとしたら、どんな力がほしいですか?
――その場所の言語や、その地域の訛りを話すことが出来る力です! その力を使って国内外問わず、いろいろな場所を旅したいです。最近友人が英語で話しているところを見て、「カッコよすぎる。使えるようになったら俺強くね?」とか思ったりしています。
――最後に視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
今回この「僕らのミクロな終末」で共演者の方々、三木監督・森監督から大切なことをたくさん与えていただきました。改めて人との出会いって大切なんだなって思いました。どんな人と出会うか、出会うことによって何を感じるかを考えるきっかけになってくれました。それは「僕ミク」の世界でも同じで、人と人との出会いが物語を生み出していくと思っています! ぜひ多くの方々にご覧いただきたいです!
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