――番組のタイトルにちなんで、森高さんの“フェイバリット・ソング”を教えてください。
パッと浮かぶのはビートルズです。詞や曲を書くときにヒントをもらったりしています。自分でドラムを叩くようになってから音作りという面でもリンゴ・スターが好きになって、こういうドラムを自分で叩きたいと思うようになったり、影響をすごく受けました。
――番組が年末の放送ということで、2023年にやってみたいことはありますか?
1月に入ってからすぐ、35周年のツアーがあるので、まずはそのツアーを皆さんに楽しんでいただけるように頑張らなきゃいけないなと思っています。そこに向けてモチベーションを持っていって、体力をつけていきたいです。
――体力をつけるために、どんなことをやっていますか?
ライブの1、2カ月くらい前から、ジムに通ったり、ヨガに行ったり水泳をしたりしています。
――ライブ活動など、音楽を続ける原動力になっているものを教えてください。
本当に歌うのが楽しいので、それが一番なのかなと思います。ライブにしても、自分が一番楽しんでいないとお客さんに伝わらないと思いますし、楽しんでもらえないと思っているので、まず自分が思いきり楽しむことを心掛けています。もちろん緊張感もありますが、緊張も楽しむことができるようになってきたので、そこが20代の時とは違うのかなという感じがします。
――最後に、「私がオバさんになっても」を聴いてくれる方に感じてほしいことはありますか?
私は、曲が世の中に出ていったら、もうその曲は聴いてくださる方のものだと思っているので、こういうふうに感じてほしいという思いはあまりないんです。曲を初めて聴いた時の感想はそれぞれ違うと思うので、そういう捉え方があるんだなと思うこともあります。この曲は、年を重ねることで感じ方が変わることもあると思いますし、それで全然いいんだと思います。