──今回の作品は「令和アウトローレーベル」の第1弾作品。本編にはアウトローな世界でたくましく生き抜く登場人物たちがたくさん出てきましたが、登場人物から学んだことはありますか?
登場人物というよりも作品全体から、お金との向き合い方を学びました。お金について知らないことってたくさんあるし、知ることが大事だなって。「保証人は家族でもなるな」っていう言葉の意味を痛感しました。
──芸能界を生き抜くために高杉さんが意識してらっしゃることはありますか?
挨拶ですね!この職業に限ったことではありませんが、人との関わりの上で仕事をしている以上、挨拶は重要だと思います。だから、現場入りするときは必ず元気に挨拶するようにしているんです。そうすることで、なんとなく自分も周りも元気になりますからね。
──なるほど。元気に挨拶するようになった経緯はあるんでしょうか?
いつからというのは覚えていませんが、昔からちゃんと挨拶ができていないまま仕事になっちゃうと「挨拶してないのに……」と不安になっちゃって、気持ち悪くて仕方がないんです。それに挨拶をすることで「元気がいいね〜」とコミュニケーションが生まれますし、仮に「うるさい!」って言われたら「すいません!」「失礼しました!」って謝ることで会話が生まれますから。良いことしかないです。
──最後に「ナニワ金融道」の見どころを教えてください。
お金との関わり方って、なかなか教えてもらえないと思うんです。子供のころはもちろんないですし、大人になっても気づけない人は、ずっと気づけないなと。でも、この作品はそういうことを教えてくれる作品なので、おもしろおかしく楽しみながら、お金について学んでいただけたらと思います。
■取材・文/於ありさ
撮影/友野雄
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