数々のオーディションでの落選という、幾つもの挫折を経験してきたグループ。だからこそ、自分たちを信じ、支えてくれる<ファン>という存在は、FlowBackにとってかけがえのないものだ。「ファン=僕らの武器」(TATSUKI)と語る彼らが考えるファンとの関係性と、それを糧に飛躍する、結成5年目となる2018年への野望。
――FlowBackにとって、ファンってどんな存在ですか?
MARK「自分たちで言うのも何ですけど(笑)、かなりファンを大事にしてるグループだと思うんです。お客さんがいないとライブも始まらないし、当たり前だけど、いなきゃいけない存在。僕らがアゲたい時に一緒にアガってくれたり、伝えたいことがちゃんと伝わって涙を流してくれてる姿を見たりするたびに、やってきてよかったなって思う。僕らは自分たちでグループを作り上げて、お客さんがゼロの時からやってきたぶん、ファンとの距離がすごく近い時もあって。それこそツイッターのリプとかも、今でこそたくさんの方にリプをいただけたりするけど、活動当初は本当に2~3人とかで、友達なんじゃないかな?ってぐらいでしたからね(笑)。でもその一つ一つのメッセージが僕らに響くんですよ。この先も、ファン=欠かせない存在であることは変わらないし、最初の頃から応援してくれてる人たちをずっと魅了し続ける存在でありたいと思ってます」
JUDAI「今、僕らのようなダンス&ボーカルのグループがたくさんいる中で、FlowBackを好きになってくれて、ライブに来てくれて、SNSでフォローしてくれる人がいてくれることは、当たり前のことじゃないんだなと思ってます。それに、ファンの存在がなければ今回のアルバムも作れてなかっただろうし、きっと怖くて戦いに行けなかっただろうなと思います」
MASAHARU「応援してくれる人たちがいることが僕たちの歌う理由、なんです。だからと言って媚びることなく、ぼやぼやしてると置いていくぞ!というスピード感で突き進んでいきたい。そうやって自分たちの可能性をどんどん広げて、FlowBackの音楽やパフォーマンスをより浸透させていきたいです」
――来年、2018年11月で結成5年。それまでに達成したいことはありますか?
MARK「それまでにはシングルとか、何かの形で新曲を出していくと思うので、何かしらで一位を獲りたいですね」
JUDAI「一位を獲れたことがないんですよ。いつも悔しい思いをしてきたんです」
TATSUKI「一位は獲りたいですね。獲ったらまた違う景色や目標が見えると思うんです。ただ、一位はまだ獲れてないけど、俺らが一番いいパフォーマンスをするっていう自信は今も満々です」
REIJI「とにかく今はまず、7月9日の赤坂BLITZのワンマンでいいパフォーマンスをしたいですね」
TATSUKI「4月と5月にやったインストア・ライブ(『VERSUS』発売記念イベント)とかでは出し切れなかったものもいっぱいありますからね。ワンマンでしかできない見せ方も考えたい。何より僕ら自身が、“FlowBackをやってきてよかったな”と感じられるような、ぐっとくるライブをやりたいですね。僕らが泣くかどうかはわかんないですけど(笑)、それぐらい、グッとくるライブをする予定です」
(取材・文/早川加奈子)
2013年に結成。2014年開催の国内最大規模オーディション“LINE オーディション”応募者125,094組の中からファイナリスト8組に選出され注目を集める。2016年9月にシングル「Come A Long Way」でメジャーデビュー。楽曲制作・コレオグラフをはじめ、衣装のスタイリングやグッズデザインに至るまでメンバー自身が携わっているという高いセルフプロデュース力を備えた5人組ダンス&ボーカルグループ。
1stアルバム『VERSUS』
2017.5.31 release
・初回限定生産盤A(CD+DVD)¥3,700(税込)
・初回生産限定盤B(CD+DVD)¥3,700(税込)
・通常盤(CDのみ)¥2,600(税込)
<収録曲>(初回生産限定盤・通常盤共通)
01. VERSUS
02. Come A Long Way
03. FAMOUS
04. Champagne Shower
05. Heartbreaker
06. AfterRain
07. ByeBye
08. BOOYAH!
09. Phoenix Rise
10. Calling
11. I SWEAR
12. Let's Get Together
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