文化芸術の街「上野」と喜劇発祥の地「浅草」を舞台に繰り広げられるコメディー映画の祭典「第10回したまちコメディ映画祭in台東」が、9月15日(金)~9月18日(月)に開催される。
“したコメ”は、東京下町の魅力をコメディー映画を通じて味わえる、いとうせいこう総合プロデュースによる映画祭。「映画(Cinema)」「したまち(Down town)」「笑い(Comedy)」という3つの要素を掛け合わせることで、映画人、喜劇人、地元住民、映画・喜劇を愛する人たちが一体となって盛り上がれる、住民参加型の映画祭となっている。
これまでメインビジュアルは、しりあがり寿、五月女ケイ子、吉田戦車、リリー・フランキー、みうらじゅん、辛酸なめ子、安齋肇、水木しげる、内山勇士と、名だたる漫画家、イラストレーターが担当してきた。
そして、アニバーサリーイヤーとなる10回目の今年は、4コマ漫画「ぼのぼの」の作者・いがらしみきお氏が担当。いがらし氏が生み出した名物キャラクターたちが、夕方の浅草に集結し大行進している内容で、“忍ペンまん丸”や“ぼのぼの”の姿も描かれている。
「『したまちコメディ映画祭』、一度行ってみたいなと思いながら果たせないままだったのですが、思いがけなくメインビジュアルを依頼いただきました。こんなにうれしいことはありません。私にとって下町とは夕方です。そういうイメージで描かせていただきました」とコメント。
「大学生の頃から、いがらしみきおさんのギャグ漫画に決定的な影響を受けてきました。しかも「ぼのぼの」から現在に至るまで、スタイルを変え続ける姿も見習ってきたように思います。「I(アイ)」も大好きです。そんないがらしさんにビジュアルを描いていただくのはまことにまことに幸甚であります。
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