アメリカのテレビ局HBOが手がけるドラマ「THE LAST OF US」が、アメリカ本国と同時刻となる日本時間2023年1月16日(月)11:00より動画配信サービス・U-NEXTにて独占配信されることが決定した。全9話で16日に第1話配信、以降毎週月曜に1話ずつ配信される。
同ドラマは、人気サバイバル・アクションゲーム「The Last of Us」をベースにしたオリジナルドラマ。ゲームシリーズのクリエイティブ・ディレクター、ニール・ドラックマンと人気ドラマ「チェルノブイリ」の脚本・製作総指揮を務めたクレイグ・メイジンが共同脚本を務めている。
2013年にPlayStation3専用タイトルとして発売された「The Last of Us」は、菌類起因の感染症によって文明崩壊したアメリカを舞台に、実写さながらの映像クオリティで終末世界となったアメリカの情景や、登場人物の表情を繊細に描き、緻密なシナリオと合わせて「まるで映画のようなゲーム」と評され、これまで全世界で200以上のゲームアワードを受賞している。2020年にはシリーズ2作目、2022年9月にはPlayStation5で1作目のリメイク版がリリースされるなど、人気シリーズとなっている。
主人公・ジョエルとエリー役には、同じくHBOが手がける人気シリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」でオベリン・マーテル役、リアナ・モーモント役をそれぞれ演じた、ペドロ・パスカルとベラ・ラムジーが出演。
人体に寄生する菌類による感染症が発生。パンデミックから20年が経ち文明崩壊したアメリカでは、生存者による勢力争いが起こっていた。生存者の1人・ジョエルは、「ファイアフライ」の指導者・マーリーンから、身元不明の少女・エリーを隔離地域から脱出させる運び屋を任される。はじめは小さな仕事だったが、やがて壮絶な旅へ発展していき、2人は生き残りをかけ感染者がはびこるアメリカ全土を横断することになる、というストーリーが描かれる。
ゲーム版でも高く評価された荒廃したアメリカの細かい情景や、菌類に寄生され凶暴化した「クリッカー」などの感染者の描写は、ドラマでも完全再現されている。また、ゲーム版のシナリオを忠実に追いながらも、道中に出会う人物たちとの過去などドラマオリジナルの要素やキャラクターも加わり、重厚な人間ドラマとなっている。
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