草なぎ剛「『楽』は生きていることかな」2022年を”喜怒哀楽”で語る【連載】草なぎ剛のお気楽大好き!Vol.288

2022/12/23 17:01 配信

芸能一般 連載

発売中の「月刊ザテレビジョンお正月特大号」掲載の連載「草なぎ剛のお気楽大好き!Vol.288」では、1月期ドラマ「罠の戦争」についての撮影進捗と、2022年を「喜怒哀楽」のエピソードで語ってもらいました。

1月期ドラマ「罠の戦争」の撮影がスタート!

「楽しみながらいろいろ迷ってる考えているのが楽しい毎日です」撮影=諸井純二


朝5時半に起きて、茨城だったり千葉だったりいろんな場所で、時にはカイロを貼りながら撮影に臨む。充実した毎日を送っています。寒さは想定内だけど、さすがにセリフとか口が回らなくなる。久しぶりに“ドラマの洗礼”を受けてる感じかな。杉野(遥亮)くんと番宣で番組に出て、ゲームした直後に「1月16日『罠の戦争』始まります」とかコメントするのも、おー、この感じだなと。本当に新人に戻った感じ。いつまで僕は新人やってんのかな?って。

でも幸せだと思います。三宅喜重監督は「いいひと。」('97年フジテレビ系)のときから知っているんですよ。星護監督に怒られながらカメラのレールとか引っ張っていた背中を覚えてる。あのときの方と二十数年たった今も新しい気持ちで一緒にお仕事ができている幸せ。この仕事を長く続けるのは、いつまで新人に帰れるかの勝負かなと思ったりはしますね。だから続けていられるのかなって。何か上がっちゃったらもう上がりじゃない? シンプルなんだけど。

草ながぎが演じる”鷲津亨”はどんな人?


「罠の戦争」も、脚本を読んだときのインパクトが強くあったので、それがよりどころにはなってます。ただ「銭―」「嘘―」の2つの役と違って、鷲津は一番普通の人。いかようにもできるので、何か探してますね、面白くなる感じを。戦争三部作なんだけど、僕は普通の人間として見ている人に鷲津に親近感を持ってほしいんですよ。本当にどこにでもいそうな、頑張って働いてきた人が、三部作の中でも一番大きな復讐を実はしちゃってる、みたいな感じにしたいなと。だからジワジワといきたい。楽しみながらいろいろ迷ってる、考えているのが楽しい毎日です。

キーワード

関連人物