そして、上沼は「マツコの前ではなんでも話してしまいたくなる」と話はディープな方向に。コロナ禍でのテレビの変化、ネットの発達などで「取り残された感覚」「あんたはもう終わりましたよと言われた感じがした」と、自身の意外な悩みを告白する。
今年、「上沼恵美子のおしゃべりクッキング」(ABCテレビ)が27年の放送に幕を閉じ、関西の大人気番組「快傑えみちゃんねる」(カンテレ)も、コロナ禍の2020年に放送25周年で終了。ここ2年で関西で長く続けてきた番組が終了し、さまざまな報道が出た上沼だったが、当時を振り返り「文藝春秋に洗いざらい言いましたわ!」「もう何も怖いものはない!」と番組終了時のギリギリどころか“完全アウト”なぶっちゃけトークを連発する。
散々言いたいことを言い放った後に「今はもう(気持ちが)おさまりました」という上沼に、マツコは「全然おさまってない!」と爆笑した。
そんな上沼は、2021年末から新たな活動としてYouTubeチャンネルを開設。歯に衣着せぬ痛快なトークで、開設するや否や話題になり、料理動画や人生相談など豊富なコンテンツで100万再生超えの動画を連発している。
チャンネル開始からちょうど一年がたち、「もうやることがなくなってどうしようかなと思って」とマツコに相談する上沼だが、マツコは「お好きなタイミングでお好きな番組を選べばいいから、テレビで話してほしい」と、あくまでテレビで上沼の姿を見たいとリクエストする。
上沼と久々に共演が実現したマツコは「当時よりむしろ若々しいと感じました。だから、もっとこれをテレビで見せてほしい」と強く主張。これに、上沼が「東京のテレビ呼んでください!」と呼応する場面もあった。