福原遥がヒロインを務める連続テレビ小説「舞いあがれ！」(毎週月～土曜朝8:00-8:15ほか、NHK総合ほか※土曜は月～金曜の振り返り)、放送中の第12週「翼を休める島」の舞台は長崎・五島列島。祥子ばんば(高畑淳子)の家にやってきた少年・朝陽(あさひ)に注目が集まっている。演じる又野暁仁(またの・あきひと)くんは、9歳にして連続テレビ小説出演は4作品目という売れっ子だ。(以下、ネタバレがあります)
航空学校を無事卒業した舞(福原)。福岡の航空会社に内定をもらったものの、リーマンショックの影響で入社が1年延期になってしまった。舞はその間、足を怪我した祥子ばんばの手伝いに、と4年ぶりに五島へ向かった。
そこへやってきたのが、朝陽とその母・美知留(辻本みず希)だった。都会の学校で同級生になじめない朝陽を心配した母の美知留が、環境を変えるため親子で移住体験に踏み切ったのだという。
祥子ばんばや舞にあいさつもせず、目も合わせず「おなかすいた。お菓子食べる」と気難しそうな朝陽。用意された“かんころ餅”の皿も「いらない。変な色。お菓子じゃないし」と追いやり、縁側でぼんやり過ごしている。
だが、興味を持ったものに対する記憶力は人一倍のようで、隣で舞が飛行機の離陸の手順を復習していると、いつの間に覚えたのか、その言葉をすらすらと暗唱し、舞にニコッと初めての笑顔を見せた。
小学生ながら、自分の世界を持っている様子の朝陽。初登場シーンを放送した12月20日には、続く「あさイチ」でもゲスト・日村勇紀が「ちょっとあの子、猛烈に気になりますよね」と受けるなど、話題に。
視聴者からも「あさひくん、気になる！」「すご!! 朝陽くん天才なの!?」「朝陽くん、笑うとかわいい!!」といった声が上がり、第58回後はYahoo!検索ランキングで「あさひくん」「朝陽くん」が急上昇ワード入り。「かんころ餅」がTwitterのトレンド入りを果たすなど、関心を集めた。