朝陽を演じるのは、2013年2月生まれの又野暁仁くん、9歳。あどけない雰囲気が愛らしい暁仁くんだが、連続テレビ小説への出演は今回がすでに4作目。
「スカーレット」(2019-2020年)でヒロイン・喜美子(戸田恵梨香)の子・武志の幼少期役を演じたのをはじめ、「おちょやん」(2020-2021年)ではヒロイン・千代(杉咲花)の働いていたカフェキネマの女給仲間・洋子(阿部純子)の子・進太郎役。「カムカムエヴリバディ」(2021-2022年)にも野球少年役で出演している。なんと、大阪制作朝ドラ4作連続出演となる。
その母・美知留を演じる辻本みず希も「まんぷく」(2018-2019年)、「スカーレット」に続き今回が3作目という実力派。気難しいわが子を心配しながらも、どうしていいかわからず悩む心細い母親役を好演している。朝陽が舞や五島の人々、自然とのふれあいの中でどう変化していくのかが、第12週のカギになりそうだ。
12月22日(木)は第59回を放送する。貴司(赤楚衛二)と再会した舞は、貴司からこれまでの旅の話を聞く。一方、朝陽は相変わらず縁側に南天の実を並べている。舞がその傍らに座り、空を見つめながら快晴で何もないと朝陽に語ると、朝陽は昼でも星はあるという。