この後、ゆったりとしたテンポ感のR&Bナンバーを続けて披露。「Say so long」「If I said I loved you」では、切り替わっていくピンスポットやミラーボールを効果的に用いた照明演出に幻惑された。
「Make you mine」では眩いピンクの光が降り注ぐ中、椅子を小道具にした華麗なダンスを披露。橘の柔らかなハイトーンヴォイス、千葉のグルーヴィーなラップに聴き惚れる。成熟した2人の魅力を感じさせるシークエンスだった。
「Sexy Girl」では、ハットをかぶって橘が登場し、ソロパフォーマンスを披露。続く「In your warmth」は入れ替わりで千葉が白い衣装に着替えて登場、情感豊かな歌声を響かせた。「Little」では橘も白い衣装で登場、再び2人がステージに揃い、ダンス無しでしっとりと声を合わせていく。
歌い終えてセンターへと揃って歩み出てくると、SNSでサプライズを予告していた、w-inds.のライブでは初となるインスタライブ配信へ。スタッフから一時カメラを受け取ると、2人で代わる代わるお互いを撮影する微笑ましい場面も。追加発売したオフィシャルグッズのエナメルポーチについて、漫才コンビのような息の合ったトークで面白おかしく宣伝して沸かせた。
「“夏の終わりを感じようじゃないか”という想いを込めて、2曲をお届けします」(橘)との言葉からまずは「134」を届け、橘はアコースティックギターの演奏も聴かせた。アコースティックギターを置くと次曲「夏空の恋の詩」に繋げ、爽やかな澄んだ歌声を絡ませていく。終盤、歌っている千葉の肩を後ろから橘が抱き、2人でカメラに手を振ってインスタライブは終了。笑いあり、心地良いパフォーマンスありの、豪華なサービスタイムだった。
そのまま「Show me your love」に突入すると、ダンサーチームが再び合流。鮮やかにフォーメーションを変えながら、洗練された群舞を繰り広げた。
続けて、明滅する光に照らされながら「With You」をパフォーマンス。最後、静寂の中で橘が歌う<失った物を幾つ 数えても戻らない>というフレーズが、まるで独り言のように脳裏でリフレインする。
幾何学的なフォルムの緑色の照明に彩られながら、シンセサウンドと英詞のEDMナンバー「We Gotta Go」がスタート。互いに向き合ってラップしたり、肩を抱き合ったりして繰り広げられる2人のパフォーマンスに、ファンはクラップで想いを送っていた。
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