——審査員を務めた倖田來未さんからは「ぶたまんちゃんはどんな楽曲をもらっても、曲に負けることなくしっかりと自分の個性を活かして味付けをし、その楽曲を100にできる」と絶賛されていました。
配信ではアーティストさんのカバーソングを歌わせていただくことが多いのですが、倖田來未さんにそう言っていただいてからは、より歌詞の意味を理解して1曲1曲大事に歌うようになりました。リクエストしていただいた曲は、家の防音室で聞き込んで練習し、今では800曲以上の幅広い曲を歌っています。
——リリースするまでに思い出に残っていることはありますか?
倖田來未さん含めた最初の打ち合わせの時に、リリース予定の仮歌を聞いていただきました。その時に、倖田來未さんが「ぶたまんちゃんこれ本気じゃないよね?もっとちゃんと歌えるよね?」って厳しくズバズバと言ってくださって。良い曲が仕上がるよう、ちゃんと私の歌を聞いくださってるんだなと思い印象に残っています。
実は、昔歌手を目指して歌活動をしていた時期があったんです。完全に夢を諦めて、歌とはかけ離れた生活を送っていましたが、ライブ配信を始めて歌える環境になり、「また夢が追いかけられるんだ」とこのイベントを通じて思うことができました。倖田來未さんにも「二度チャンスを掴める人は中々いない」と言っていただけ、倖田來未さんに作詞いただいた楽曲にも「傷ついた過去もあるけれど、信じる未来へ歩いていく」というメッセージが込められています。
——実際に倖田來未さんからいただいた楽曲「Song For …」をリリースしてどのような反響があったのでしょうか。
リスナーの皆さんが早々にダウンロードしてくださって、自分のことのように喜んでいただけました。私がライブ配信をしていることを知らない友達からもお祝いのメッセージが届いたり、何より家族がすごく喜んでくれました。
今でも、歌ってほしいと配信中にリクエストしてくださる方が多くて、本当に思い出の楽曲だし思い出のイベントになりました。
——「ライブ配信での歌手活動」は、現代ならでの活動だと思います。文字通り、毎日“ライブ”をして対価を得るという新しい歌手の在り方だなと
最近は、いろんなSNSやライブ配信を活用して世に出ていくアーティストさんも多い気がします。SNSが普及していない時代はありえないことだったと思いますし、ライブ配信も今ほど知られていなかったので、昔はありえないことだったと思います。
——過去と現在の歌手像の変化について、どのように感じていますか?
ライブ配信やSNSが普及してきたことによって、自分からアクションを起こせるようになったので、夢が追いかけやすくなりました。特にライブ配信については、誰でも手軽に、始めることができて、どこにでもチャンスがあるので、誰でも夢へチャレンジできる時代になったと思います。
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