土屋太鳳、新幹線で聞こえた“銃声”に驚き その正体に「すごくうれしくて」

2022/12/23 22:44 配信

ドラマ 会見

土屋太鳳撮影=山田健史

俳優の土屋太鳳が12月23日、都内にて開催されたNetflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン2配信記念イベントに、山崎賢人、三吉彩花桜田通朝比奈彩恒松祐里磯村勇斗青柳翔仲里依紗佐藤信介監督と共に出席。新幹線で“銃声”を耳にしたという土屋が、音の正体に喜んだことを明かした。

新幹線で『今際の国のアリス』を視聴している人と遭遇

今際の国のアリス」は、人生に夢や生き甲斐を見出せず曖昧に生きてきたアリスと、どんな苦境でも「生きる意味」を探し続けるウサギが、突然放り込まれた謎の世界“今際の国”で共に信頼を築き、「生き延びる」ために理不尽な現実に挑む姿を壮大なスケールで描く、Netflixオリジナルシリーズ。2020年12月に配信されるやいなや、日本国内のみならず世界中を熱狂させ、世界70カ国以上でTOP10入りした。

12月22日からシーズン2が配信開始となった心境を聞かれた土屋は「実は昨日、仕事の都合で東京に帰ってきたんですけど、新幹線で斜め前の方が、シーズン2の最初の方で『ババババン』って流れているのが、イヤホンじゃなくて音が出ちゃったんでしょうね。『なんか銃声が聞こえる』と思ってふと見たら、『アリス』を見てらして」と、同作を視聴していた乗客と偶然居合わせたことを告白。「すごくうれしくて、『感想いかがですか』って聞きたくなりました」と笑顔を見せた。

土屋「平和への祈りがたくさん込められている作品」

また、撮影を振り返り「(自身が演じる)ウサギらしいアクションというものを探すのが大変でした」と吐露。

「すごく身体は高いんだけれど、暴力とかけんかっていうベクトルではないので、ウサギがどういうふうに戦うのかを考えた時に、格好良くは動かないし、でも体が動くから、受けのアクションがすごく多くなってくる」と役柄に合わせたアクションの工夫が必要であったことを説明した。

さらに、イベントの終わりにメッセージを求められた土屋は「世界のいろいろな地域で平和への不安が存在する今、この作品を届ける意味を強く感じながらここに立っております。この作品は刺激的なエンターテインメントであるということだけではなくて、原作者の麻生羽呂先生はじめ、製作と撮影に関わるすべての方々の平和への祈りがたくさん込められていると思います。Netflixという翼によって、その祈りが世界中、願わくば未来にも届きますように」と作品を通して平和への思いを口にした。

※山崎賢人の崎は正しくは「たつさき」

Netflixシリーズ「今際の国のアリス」シーズン1〜2:Netflixにて独占配信中。
(C)麻生羽呂・小学館/ROBOT
原作:麻生羽呂「今際の国のアリス」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)

◆取材・文=山田健史