NGT48、2022年で「グループが前に進んだ」 初ツアーを経てグループの実力を再認識

「わたぞら」と「わたちょう」…どっち?


――今回のシングルの略し方が気になっていたんですが、公式Twitterでは「#わたぞら」とハッシュタグが付いていたことがありましたね。この件に関して、SNS上で佐藤さんへのツッコミを多く見掛けました。

佐藤:ラジオの生放送で全国初オンエアしていただいた時に、中井りかさんから突然「海里ちゃん、これなんて略すの?」と振られて、よく分からないままに一番ぴったりだと思って「わたちょう」って言ってしまったんです(笑)。後からSNSでみんなの反応を見たら、しっくりきてくださっている方もいらっしゃったんですけど、ちょっと変だなって…(笑)。

本間:トレンドに入っていたもんね(笑)。

佐藤:インパクトは大事だと思うんですけど、日陽さんに申し訳なくて…。日陽さんのファンの方からも「ひなたんのセンター曲が“わたちょう”?」って指摘を受けていて、わたちょうとセットで私の名前も出てきてしまう、みたいな。それからは申し訳ないと思って、自分から「わたちょう」と発信するのはやめました(苦笑)。

本間:やめちゃったんだ(笑)。


本間日陽「ファンの方に委ねます(笑)」


――実際のところ、本間さんは大事なセンター曲が「わたちょう」と呼ばれることをどう思っていたんですか?

本間:略し方はなんでもいいとは思っているんですけど…(笑)。初オンエアより前に、自分のラジオの冠番組の収録があったんですが、そこで放送は解禁後という体で「わたぞら」と略してしゃべっていたので、私の頭の中ではもう「わたぞら」だったんですよ。

それで初オンエアの後、みんなの反応を見てみたら、海里ちゃんが「わたちょう」って言っていてすごく驚きました(笑)。なんかトレンド入りもしているし、みんなもすごく気に入っているみたいでしたよね。しかも、私の母親もずっと「わたちょう」って言っていたんです(笑)。それに、やっぱり略称はファンの方たちがみんなで作るものだと思っているので、私自身は別に「絶対に“わたぞら”がいい」という気持ちだったわけではないです。

――実は先に「わたぞら」と略されていたんですね。

本間:収録日ではそっちの方が先だったんですが、先に世に出たのは「わたちょう」でした。なので、この“わたちょうわたぞら問題”は、もうファンの方に委ねます(笑)。

◆取材・文=山田健史