鈴木亜美と後藤真希が、12月25日に都内でスペシャルライブ「鈴木亜美 後藤真希 X’mas Live & Talk 2022」を開催した。
2022年2月に40歳を記念したバースデーライブを行い、8月に第3子を出産した鈴木はこの日が産後初のライブでの歌唱パフォーマンス。後藤は、東名阪のツアーを行ったり、Amazon Prime Videoの「ザ・マスクド・シンガー2」で優勝したり、12月23日の「Mステ ウルトラ SUPER LIVE」にも出演するなど精力的に活動。二人は共にオーディション番組「ASAYAN」(テレビ東京系)出身だが、今回が初めてのコラボパフォーマンスとなる。
開演時間となり、オープニング映像が流れた後、鈴木と後藤が客席後方の扉から登場し、客席を練り歩き、ファンに手を振ったりしながらステージに到着。「皆さん、メリークリスマス! 短い時間ですけど最後まで楽しんでいってください」と呼び掛け、MAXのウインターソング「一緒に…」のデュエットでライブが始まった。
続いては、鈴木亜美のパート。「それでは皆さん、盛り上がっていきましょう!」と言って、2005年にリリースしたエイベックス移籍後初のシングル「Delightful」をダンサー二人と一緒にパフォーマンス。ほか、「all night long」「love the island」「white key」「BE TOGETHER」といったヒット曲であり代表曲を披露した。
鈴木は「今日はクリスマスですが、ここで過ごすという選択をしてくれたこと、本当にありがたいと思っています」と感謝の気持ちを伝え、後藤にバトンを渡した。
後藤は、2001年リリースのソロデビュー曲「愛のバカやろう」でスタート。ピアノの伴奏に合わせてしっとりと歌い上げ、シャ乱Qの「ズルい女」や2006年発売のシングル「ガラスのパンプス」など5曲を歌い上げた。
二人でのトークパートでは、鈴木が「ここまであっという間でしたね。皆さんがきれいに上手にペンライトを振ってくださて、テンション上がりました」と振り返ると、後藤も「あっという間すぎますね」と答え、会場を見渡すと「ちょっとみんな気取ってない? ちゃんとしないといけないと思って、いつもより大人しくしてるでしょ? 私も2曲目までめちゃめちゃ緊張してました(笑)」と明かし、会場を和ませた。
今回のコラボライブのきっかけについては、鈴木が「マネジメントが同じチームなんです。私も真希ちゃんもエイベックスに移籍してきて、それから数年たって、チーフマネージャーが一緒で、会う機会も増えました。そのマネージャーを通して真希ちゃんの近況報告を受けるんですよ。だんだん身内のようになってきて、何か一緒にできたらいいねということで、今回一緒にライブをやることができました」と説明。
互いの印象については、後藤が「数年前から交流はあったので、イメージが大きく変わったことはないんですけど、最近よく一緒にいるようになって、私が末っ子になったような気分を味わっています(笑)。大人になるとしっかりしなきゃと思うことが多くなるじゃないですか。だけど、亜美ちゃんといると妹になった気分でいられるのが心地いいです」と、一緒にいると安心感があると答えた。
鈴木は「10代の頃から真希ちゃんを見てきましたけど、堂々としている姿が印象的でしたね。実際に会うと人懐っこくて、何でも話せるんです。仕事もしやすいし、プライベートでもかわいらしいし、もう言うことなしですね(笑)」と後藤を絶賛した。