トム・クルーズの危険すぎるアクションシーン…『ミッション:インポッシブル』シリーズ初期の伝説的名場面

2022/12/26 16:00 配信

映画

「ミッション:インポッシブル」TM & Copyright (c)1996 Paramount Pictures. All rights reserved.

2022年を代表する大ヒット映画の一つである、「トップガン」36年ぶりの新作「トップガンマーベリック」。「トップガン」といえば、主演のトム・クルーズを一躍スターダムへ押し上げた作品として知られているが、一方で、「トム・クルーズ=アクション」のイメージを確立した作品といえば、やはり「ミッションインポッシブル」シリーズになるだろう。

第1作目が公開された1996年から長きにわたって愛される同シリーズ。その魅力は、何と言っても、トム・クルーズ演じる、CIAの極秘スパイ組織IMFのエージェント、イーサン・ハントが見せるド派手でスリリングなアクションシーンに他ならない。そんな「M:I」シリーズの1~3が12月26日、27日にBS12で放送される。今回は、「M:I」シリーズ1~3のあらすじと、危険すぎるトム・クルーズのアクションシーンを振り返る。(以下、作品のネタバレを含みます)

「ミッション:インポッシブル」での伝説的シーン


東欧で任務にあたっていたベテラン工作員ジム・フェルプス率いるIMFチームだが、内通者の罠によりほとんどが殺害されてしまう。ただ一人生き延びた若手スパイ・イーサン・ハントは、当局からチームを壊滅させた裏切り者の嫌疑をかけられ追われながらも、元CIAの工作員フランツ・クリーガー(ジャン・レノ)ら、新たな協力者とともに事件の真相解明に向けて奔走する。

この記念すべき1作目で披露されて以来、「M:I」シリーズを代表するアイコニックなアクションとして語り継がれるのが、地上ギリギリ寸止めの宙吊りシーンだ。CIA本部に侵入したイーサンが、クリーガーの持つワイヤーで吊り下げられながらデータ奪取に挑む。

しかし、ネズミに驚いたクリーガーが一瞬力を緩めてしまい、イーサンは地上に叩きつけられそうになるも、寸前のところでストップするという手に汗握る名場面だ。本編を観たことがなくても、このシーンだけは知っているという人も多いだろう。