プロダクション人力舎の“今一番面白い若手芸人”を決める「白黒-1グランプリ2022」が、12月27日(火)の「白黒アンジャッシュ」(毎週火曜夜10:00-10:30、チバテレ)で放送される。2016年に始まり、今回で7年目を迎える同大会。人力舎のマネジャー陣により、1年間の活躍を認められた若手芸人10組が選ばれ、動画配信による予選で再生回数の多かった上位4組が決勝に進出。今回は、奇しくも「M-1グランプリ」準決勝当日に決勝の収録が行われ、グランプリ受賞者が賞金10万円を手にする。今回決勝に進出したのは、結成4年目の女性コントコンビ・ぱずるず、結成5年目の漫才コンビ・ジャンク、結成1年目のコントトリオ・いろはラムネ、結成3年目の男女漫才コンビ・人間横丁の4組。審査員は例年通り女性ゲストが務め、今回は過去最年少となるFRUITS ZIPPERの櫻井優衣、真中まな、松本かれんの3人が務める。決勝を前に、MCを務めるアンジャッシュの児嶋一哉、渡部建にインタビュー。大会のみどころ、そして今年の「白黒アンジャッシュ」を振り返ってもらった。
――「白黒-1グランプリ」も7回目と歴史のある大会になってきました。
児嶋:シャレで始めたような大会ですけど、いざ蓋を開けたら出ているみんなは結構マジで。(2020年優勝の)ターリーターキーなんかは負けて涙して、勝っても涙したりみたいな。結構マジな感じなので、最初に考えていたのとはちょっと変わってきましたね。ただ、優勝者からあまりスターが出ていないですね(笑)。まあ、マミィが2017年に優勝した卯月(トリオ時代の名前)というのはありますけど。
渡部:僕自身は2回出てないのでメチャクチャ久しぶりの白黒-1なんですが、「まだやっていたんだ…」って言うと怒られちゃうんですけど(笑)。
児嶋:(2020年の)ターリーターキー(優勝)の時はいなかったか。泣いたのよ。
渡部:それだけ懸けてくれていたってことですね。
――お二人にとっても後輩のネタを見ることができる機会になっていますね。
児嶋:確かに生で見る機会は他にあまりないかもしれないですね。事務所が(予選出場者に)有望な10組を選んでいるらしいんですけど、その基準も実はよく分かってなくて(笑)。「どういう基準なんだろうね?」って毎年話している気がします。誰が決めているのかもよく分かってないので。
渡部:でも、選考基準は(大会以外の普段の活動も見て判断されるため、)やっぱり本人の頑張りが反映するので、頑張れる人はすごく有利ですよね。単純に一発勝負の審査で本選に出られるわけではないじゃないですか。というのをマネージャーが言っていました。今の時代はそういうことも含めての本人たちのセルフプロモーションが必要だからという意味で。だから、面白くて根性のあるメンバーは残っていると思います。
――1年間の活動も(審査に)反映されるというのは、他の大会ではないことかもしれませんね。
渡部:ないでしょうね。でも、僕はそれをすごくいいなと思っていますね。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)