――ではラスト。黒木ほの香さん。
小山:頭の回転が速く、語彙力の塊。何せサンドリオンの作詞家ですからね。先生!
黒木:「S.T.A.R.T」(1stアルバム「marc」収録)の歌詞を書かせてもらっております(笑)。
小山:それに加え、とにかく自己プロデュース力が高くて、いつカメラに抜かれても大丈夫。365日、360度見られてもほのけは安心安全なんです。
汐入:自分の可愛いと思ってもらえるところを、しっかり理解していて、それを最大限に活かす魅せ方を心得ているんですよ。ズルいのが、会話の合間に上手い具合に可愛く関西弁を織り込んでくるので、「ああ~、上手だなあ」って(笑)。
黒木:「コイツ、やってんなあ!」って(笑)。そりゃあ、昔はキャラを付けないと誰にも見つけてもらえない!と、焦っていたから意図していたけれどさあ。今はもう、なるようにしかならん!って自然体で振る舞っているつもり。
小峯:超おふざけする一面もありつつ、基本しっかり者。言うべき時はちゃんと言う。本当に頼りになります。
汐入[/B]:すごく気にかけ屋さんだよね。会っていない日でも「Twitterで見かけたけど、あの日大変じゃなかった?」と連絡をくれて励ましてくれるんです。
小峯:(小声で小山に向かい)そんなこと、言われたことある?
小山:(小声で)言われたことないわあ、扱いに差を感じるわあ。
汐入:たぶん、私が年下だから気にかけてくれているだけだよお(笑)。
小山:自分をめっちゃ考えているから、人のこともめっちゃ考えていて。その分、自分の中で溜めこみすぎているなと思う瞬間もあるよね。私たちは、ほの香のサンドリオンを、私たちを想う強さを知っているからさ、爆発しそうなときは私たちに遠慮なくぶつけて。自分に優しく生きていいよ、他人に厳しくていいからさ。
黒木:うえ~ん、ママ~!
――小峯さんの聖母ぶりが見事出ましたね。こうしてみると見事にバラバラの個性が光っていますよね。
小山:本当にそうですね。しかも、個々の凸凹がぶつかりあって、磨かれてキレイに合わさって、まるでジグソーパズルのように一枚の絵になるんですよね。
汐入:ね、本当にすごく良い関係だよね。
小峯:けどさあ、こんなに自由な感じで大丈夫かな?これ読んだ方に「ただの変な子たち」と思われないかな(笑)。
小山:大丈夫!逆にここから、こんな変な子たちはどんな歌を歌っているのか?って気になってもらえる…はず(笑)。