柳楽優弥「ワールドムービースターになりたい」、『ガンニバル』実写化世界配信の意気込み語る

2022/12/29 10:00 配信

ドラマ

柳楽優弥「スーパームービースターを目指しています」、2人が語る日本の映像作品の強味

「ガンニバル」主演の柳楽優弥、片山慎三監督(C)2022 Disney


――「ガンニバル」はディズニープラス「スター」の日本オリジナル作品として世界配信されます。映像作品の作り方って国によって特徴があると思うのですが、日本の作品の強みはどのようなところがあると思いますか?

片山監督:自分たちが思ってやっていることじゃないところに反応があると思います。別の作品であったことなのですが、日本人は、靴を脱いで家に上がるじゃないですか。それを、外国の人が見たら、急いで家に上がらなくてはいけない時に、靴をわざわざ脱いで上がるのが面白かったって言われました。そういった、意外な見方をするんだなというのはあります。ガンニバルに関して言うと、独特な感じっていうのは家の雰囲気とか…。和室の畳の部屋で人がいて、その奥にある空間が暗い、それだけで何となく怖い。みたいな、そういった描き方は日本家屋独特の雰囲気があるのかなと思います。

柳楽優弥:…「間」ですね。セリフを言っている時間は大切だし、盛り上がる場面だとは思うのですが、話していない時の間とかで、怖いなというか想像を掻き立てられる感じとか、愛情を感じるような間があったり、今回の作品は、サイコスリラーというドキドキさせる面と、家族愛が軸でストーリーが動くという愛情が描かれていくという面で、どちらにも共通するものが、“日本独特の間合い”が、より今作の特徴でもあると感じます。

――『ガンニバル』が大ヒットして、柳楽さんが世界的なスターになる可能性も凄くあるなと。

柳楽優弥:もともと僕は、スーパームービースターを目指していますから。

――結構前からおっしゃっていました?

柳楽優弥:そうですね、目指すならてっぺん目指したいですね。だけど凄く感じますね。今回、韓国であったり、いろいろなアジアのチームが来ていて、そこから感じるエネルギーは強烈でした。なかなか日本では感じられないものでした。

――注目のオリジナル作品ということで、日本の威信をかけたという想いもありますでしょうか。

片山監督:そこまで気負ってはいないですが、これから配信が増えてくるので目の前の課題をやらなくてはと思います。

「ガンニバル」より(C)2022 Disney

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