松岡充「復活を決めた時は全員と連絡を取っていなかった」、メンバーが明かすSOPHIA復活の一年間

2022年に9年ぶりに復活を果たしたロックバンド・SOPHIAが、12月31日に日本武道館で開催されたABEMA特別番組「第6回ももいろ歌合戦〜50組以上の超豪華出場者と年越し8時間無料生放送〜」に出演した。フェスに参加しないポリシーだったSOPHIAが「ももいろ歌合戦」初出演した想いや、2022年の振り返り、2023年の抱負、SOPHIA復活への想いを語ってもらった。

年末に復活を決めてから、怒涛の1年間だった

ーー「ももいろ歌合戦」は初出場になります。どのような想いで参加されましたか。

松岡：自分たちの単独ライブ以外こういったイベントやフェスのような多くのアーティストの方と一緒にやるということをSOPHIAの活動においては、あまりやってきていなかったんです。ずいぶん活動歴は長くなりましたけれども、すごく新鮮な気持ちです。

ーー2022年、SOPHIAが復活しました。皆さんにとってどんな1年でしたか？

赤松芳朋(Dr)：畳み掛けるように過ぎ去ったなと。復活も含めて、武道館ライブ、今日の「ももいろ歌合戦」もそうですけど、なんかもうあっという間に過ぎ去ったなと。

都啓一(Key)：2022年は、やはりSOPHIAが復活した年ですから、ある種のリスタートで一生忘れないですよ。僕は結構忙しくやってましたけどけど、それも含めて楽しい1年でした。

豊田和貴(Gt)：2013年に活動休止した時に「必ず戻ってくるから待っててくれ」とファンに伝えたことがずっと心の中にあったんです。ようやく再始動できてその約束を果たせたことが最高に良かったです。

黒柳能生(Ba)：まだ復活して3カ月しか経ってないですけれども、人前でライブをやるのは今日(2022年12月31日)で2本目なんですけど、どっちも武道館。すげえやってる気になっているけれど、ソフィアとしてはまだ1回しかライブしてないんだよね。ものすごくブランクがあるはずだし、しかも復活して3カ月なんだけど、ものすごいやっている気になっている。

松岡充(Vo)：振り返ればちょうど2021年の年末に自分の中でSOPHIA復活を決めたんです。年末バタバタ過ごす中で、年明けすぐに動き出して関係者に話をしました。復活をするということは、その先に決まっていた僕のスケジュールを全部止めなきゃいけないということもあったので、いろいろな人に頭を下げたりしましたが、その時はまだ全員と連絡を取っていなかったんです。

年末って、去年何していたかなって考えるじゃないですか。「そうか～去年のこのぐらいの時に、何かある1点を見つめながらずっと思いつめてたなぁ」と。その決めた瞬間のことはすごく覚えているし、そこからの怒涛の動き出しでした。自分が進んでいかなきゃ、開けていかないというのがちょうど2022年のお正月やったなと。1年でこんなにいい形になれたことに幸せですね。

大阪城ホールのライブでSOPHIAは「完全復活」

ーー2023年はどんな1年にしていきたいですか。

松岡充(Vo)：今までは自分たちだけのライブをしていましたが、横のつながりもなかったしあまり外と交流してこなかったんですよね。でも時代も変わってきたし、何かこうこういうイベントやフェスに出たりすることによって、音楽で出会える人がいたり、届けられたりするんだったら、精力的に参加していきたいなと思っています。もちろん自分たちのライブの場はちゃんと作っていきます。

2023年になってすぐ大阪城ホールのライブがあるので、大阪関西でできてうれしいですね。東京では日本武道館、大阪では1月8日(日)の大阪城ホール、それでSOPHIAは完全復活ということを明言しようかなと思っています。