漫才コンビ・ますだおかだの岡田圭右が、単独としては初となる著書「無欲 〜岡田がおかだである理由。〜」をリリース。6日、都内で発売記念イベントが行われた。
同書は、求人誌「an weekly」での連載を加筆してまとめたもの。岡田の初恋や両親に対する思い、また、'02年に「M-1グランプリ」チャンピオンとなる前後の心境の変化など自らの半生をつづっている。
“陽気なすべり屋”と書かれた宣伝ポスターの前に、「パア! 出た!」とおなじみのギャグを放ちなら登場した岡田。タイトルに付けられた“無欲”について聞かれると、「小学生の時の寄せ書きに好きな言葉として“無欲”って書いたんですよ。ほかの子は“希望”や“努力”って書いてたんですけどね。岡田少年はずっと無欲な子だったんです」と説明。しかし、本書内に「スポットライトを浴びたい…」という内容があることをツッこまれると、「そりゃ、芸人になった今では欲も出てきますよ! 芸能界をどうやって生き抜いていこうか…って毎日考えてますし。でも最終的には無欲でありたいんです」と弁解した。
さらに、毎年年末になると翌年のえとにちなんだ一発ギャグを発表する岡田は、この日、'10年のえと・とらをイメージしたギャグを披露。「ことしはうしだけに『ギューッ!』、去年はねずみなので『チューッ!』でしたね〜。来年ですか? じゃあ、行きますよ〜。『ガオーッ!アンド、ワオッ!』…。“ガオッー!”だけじゃ弱いから、ちょっと付け足してみました」と満足気にコメント。記者たちの間から「そのままじゃないか…」という声が漏れ聞こえると、「まじめそうな記者の皆さんがそんなことを言いますか? でも、そうなんです! わたくし岡田はそのまんまなんです。こんな芸風ないでしょ? これこそが“無欲”なんですよ!」と勝ち誇った表情を見せていた。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)