そして、北村は大人の先輩として今年成人を迎える若者へ向けて「成人って何なんだって思っている方もたくさんいると思いますし、僕も子どもと大人の境界線なんて誰が決めたんだろうなと思います。大人になってみると、気持ちは高校生のまま変わらなかったり、それでも学生の時よりたくさんの出会いがあって、人としての幅がどんどん広がっていくのを年々感じたり、学生の時に感じられなかった楽しさがたくさんたくさんありますので、どうかそのまま、成人を迎えた次の日からも楽しんでもらえたらいいのかなって」と持論を展開。
さらに「何かになろうとか、何かにすぐ変わろうとしなくて僕はいいと思っています。“あなたのまま”でいい気がしています。僕はたぶん、高校生の時から何も変わっていないので、ありのままでぜひいてください」と力を込めて、エールを送った。
◆取材・文・撮影=ブルータス・シーダ