グローバルボーイズグループ”INI”が、初アリーナツアー『2022 INI 1ST ARENA LIVE TOUR[BREAK THE CODE]』のファイナル公演を1月8日に東京・日本武道館で開催した。INIは、デビュー1年目にして初の全国ツアー、そして初のアリーナツアーを開催。2022年12月17日の愛知・AICHI SKY EXPOより、全国4都市5会場(全13公演)を巡り、1月7日・8日に追加公演として日本武道館2DAYSを実施した。ツアー全公演を通して12万人を動員し、初の全国ツアーにして初のアリーナツアー、さらには日本武道館公演となった。
今回の日本武道館公演は、1ST ALBUM『Awakening』の収録曲を中心に構成。アルバムのタイトル曲「SPECTRA」はもちろん、デビュー曲「Rocketeer」や「CALL 119」など全22曲を披露し、日本武道館に集まったMINI(ファンの呼称)を沸かせた。
デビュー曲「Rocketeer」からタイトル通りのロケットスタートを切り、「Cardio」「BOMBARDA」とダンスナンバーが続き、一糸乱れぬパフォーマンスを披露。ダンスナンバーが終わった後のトークでは、新年一発目のライブということで「あけましておめでとうございます!今年もよろしくお願いします!」と会場に集まったMINIに新年の挨拶。
年男の藤牧京介は「今年はMINIの皆さんにもっとたくさん会えるようにしたいです!」と2023年の抱負を語った。挨拶の流れで佐野雄大が「僕たちの大切な曲を、成長した僕たちでお届けします」と紹介した「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」の課題曲「RUNWAY」と「ONE」をINIバージョンで披露。デビューメンバーでの構成となり、オーディション時からダンス・ボーカル・ラップ全て各段に成長した姿で会場を魅了した。
VTR明けに登場したINIは、黒衣装から変わり白を基調とした衣装をまとい、アルバム収録曲「Do What You Like」、そして木村柾哉・西洸人が振り付けを担当した「KILLING PART」を特別にホリデーバージョンで披露。
ライブ中盤には、木村柾哉・後藤威尊・松田迅のダンスユニットによる「DANCE #1」、池崎理人・田島将吾・西洸人のラップユニットによる「How are you」、尾崎匠海・佐野雄大・許豊凡・高塚大夢・藤牧京介のボーカルユニットによる「Mirror」を初披露。
さらに、追加公演だけのスペシャルとしてアルバム『Awakening』収録曲から「Runaway」をハンドマイクで歌唱した。メンバーのバックモニターには、INI公式HPで募集した“MINIによる”愛を伝えるメッセージが映し出された。同楽曲は、メンバーの田島将吾が作詞に参加。「僕たちの等身大を表せるように詞を考えたので、こうしてライブで披露することができて嬉しいです」とコメントした。