【漫画】スカッとする結末…見た目は怖いけど正義感MAXのスノーボーダーが「かっこよすぎる」と反響続出

2023/01/16 18:30 配信

芸能一般 インタビュー

不良同然な見た目のスノーボーダー・呂山が悪党を成敗する『誤解されがちなスノーボーダーのマンガ』が大好評画像提供/MUSASHIさん

コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介する作品は、マンガ家でイラストレーターのMUSASHIさんがTwitterに投稿して話題を呼んだ『誤解されがちなスノーボーダーのマンガ』だ。主人公であるスノーボーダーの呂山はどっからどう見てもチンピラにしか見えないビジュアルなのにも関わらず、見た目に反して“仁義を重んじる”という性格の持ち主。そのギャップが人気を集め、Twitterで3.5万いいね、1万リツートを獲得している。同作の制作背景を、作者のMUSASHIさんに尋ねた。

見た目に反して実はいい奴?ルックスで損しているスノーボーダー・呂山

『誤解されがちなスノーボーダーのマンガ』(5/39)画像提供/MUSASHIさん


とあるスキー場に向かうスノーボーダーの呂山と蓮、雪奈。風に飛ばされた1枚のお札が呂山の足元に落下して親切心から拾ったものの、“不良同然”の風貌がたたって、お金の持ち主であるおばちゃんに「だめよそれ!私のだから!」「返して!」と冷たい言葉を浴びせられる。

お金を返す際に「こーゆー時は…ありがとうって言うんだぜい」と伝えるも、「いかにも盗みそうな、チンピラみたいなかっこしてんじゃないの!」とキツイ一言を言われる呂山。外見だけで判断されて「あんな言い方されたら誰でもイラつくだろ!」と苛立ちを隠せない呂山に対し、蓮と雪奈は「ならそのギャングスタイルやめりゃいいのに」「一緒にしないで」と一蹴されてしまう。

容姿で判断されがちな呂山だが、根は真っ直ぐで正義感が強く男気がある。スキー場に向かう途中、手袋を落とした呂山は少女・真美に手袋を拾ってもらうのだが、到着したスキー場で真美が見知らぬスノーボーダーに当て逃げされる場面に遭遇する。強い正義感を持つ呂山は「狩るぞ」と言い放ち、蓮と雪奈の3人で“当て逃げ犯”の追跡を始めていく…。

一見すると不良の見た目をした男が“正義のヒーロー”として活躍する姿に多くの人が魅了されたようで、「すべてがかっこよすぎる」「イカした『SICKな人間』になりたい」といった好評の声が続出した。

“ギャップ萌え”がポイント!

『誤解されがちなスノーボーダーのマンガ』(25/39)画像提供/MUSASHIさん


――『誤解されがちなスノーボーダーのマンガ』を創作したきっかけや理由があればお教えください。

キャラクターのギャップを描きたいと思ったのがきっかけでした。怖そうな人が怖くてもあまり面白くない、怖そうでも優しいと優しさが際立つ、それを狙いました。

割とすんなり描けたので当時の担当編集に持っていったら怖くて見てられないと一蹴されたのですが、ツイッターに載せたらバズったので複雑な思いをしたのを覚えています。どんな作品も発表してみるべきだなと思いました。

――「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。

スノーボード特有の動き、アクションでしょうか。スノーボードをやっている人が見ても違和感がないものにはしたいと常に思っています。あと多少オーバーな表現をしてでもスピード感をなくさないように気をつけています。

――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共に教えください。

スノーボーダーの生き様を表すセリフが気に入っています。周囲のイメージが悪くても一本筋が通っているキャラクターが描けたと思います。クライマックスの多少強引なアクションもキャラクターの人間性の不完全なところを表現できたと思っています。

――作中の中でもたびたび描かれていますが、「外見で判断される」という人の見方について作者なりの意見があればぜひ教えてください。ちなみにMUSASHIさんは過去に外見だけで判断されたことで、嫌な経験をされたことはありましたか?

実は冒頭のお金が飛んでくるシーンは、自分自身が体験したことをそのまま描いています。「ありがとうでしょうが!」と友達とツッコミをいれた出来事がベースになっています。世間のスノーボーダーのイメージが良くないのは分かっているのでそこに切り込んでいきたかったです。

スノーボーダーは周りからどう見られようがあまり意に介さないクラスターではありますが。温泉のタトゥー問題や、見た目で職務質問されるレイシャルプロファイリングなどが話題になってきたこと自体、いい方向に向かっているとは思います。

――MUSASHIさんはスノーボードは実際にやられていますか?もし経験者であれば、どのくらいの腕前なのでしょう?

始めてから20年近く経ちます。中級者と上級者の間ぐらいでしょうか。作中にも出てきますが、パークといってジャンプ台とかBOXがあるところに入って遊んだりもします。バックカントリーというコース外を滑るのはやったことがないので経験してみたいですね。

――今後の展望や目標をお教えください。

スノーボード専門誌での連載はやっていたのですが、漫画商業誌でスノーボード漫画を連載するというのが当面の目標です。スノーボード漫画と言ったらこの人、と言われるぐらいにはなりたいと思います。

――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします!

このキャラをベースにした新作を作っているところです。いつどんな形で発表できるかは未定ですが気長に待ってもらえればと思います。他のスノーボード作品をKindleでも無料でダウンロードできるのでよかったら見てみてください。