有村架純主演の連続テレビ小説「ひよっこ」(NHK総合ほか)で、主人公・みね子が働く向島電機が倒産し、みね子は洋食店「すずふり亭」で働き始めることに。そんな「すずふり亭」で見習いコックとして働き、みね子を優しく見守る前田秀俊役の磯村勇斗に直撃。作品の魅力を語ったインタビューと、ウェブサイト限定のスペシャルグラビアを公開!
――これまで、演じてきた秀俊というキャラクターを振り返ってみていかがですか?
クランクイン当初は、現場に慣れていないというのもありましたし、秀俊をどう演じたらいいのかが不安でした。けれど回を重ねていくうちに、少しずつ秀俊というキャラクターの立ち位置が分かってきて、役を理解して撮影に臨めるようになってきたと思います。
――磯村さんが思う、秀俊の魅力はどんなところでしょう
とても真面目で料理熱心なところがすごく素敵だと思います。また、上下関係もしっかりしていて、それを理解したうえで省吾さん(佐々木蔵之介)の料理の腕を盗みたいと思っている。元治先輩(やついいちろう)はいじれる先輩だと判断して(笑)、そういう人間関係に気を遣えるいい後輩ですよね。
――元治みたいないじれる先輩がいることは秀俊にとっては救いですね
そうですね。あそこで元治先輩が気難しい先輩だったとしたら、きっとあんな楽しいシーンが生まれないですよね。元治先輩のああいうちょっと抜けているところがあって、ヒデと対照的なのでいい関係が生まれているんだと思います。
――玉ねぎをむくシーンも様になっていますが、今回のために、ちゃんとした料理指導を受けられたんですか?
そうです。クランクイン前から料理レッスンがありまして、やついさんと一緒に包丁のとぎ方から特訓しました。やついさんはそのときから元治先輩みたいで(笑)。「(包丁が)うまく切れないッスね~」って言いながらやってました。本当にあのままの人なので、やついさんの見方と元治先輩の見方が一緒で違和感がありませんでした。掛け合いも楽しいです。
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