Hey! Say! JUMPの中島裕翔が1月17日、都内にて開催された映画「#マンホール」完成披露試写会舞台あいさつに、俳優の奈緒、熊切和嘉監督と共に出席。2023年で30歳を迎えることを明かし、「ダークな役ができるようになってきた」と自己分析する場面があった。
中島にとって6年ぶりの映画主演となる本作の主人公は、営業成績No.1の“デキる男”川村俊介。社長令嬢との結婚式前夜、渋谷で開かれたサプライズパーティーで酩酊した川村は、帰り道で不覚にもマンホールの穴に落ちてしまう。
オファー時の心境を、中島は「「最初、このお話を聞いた時に『面白い題材だな、どれくらいたくさん(俳優が)出るんだろう?』と思ったら、ほぼ僕一人。『え、全部ワンシチュエーションで見せて、しかも一人だけ!?』みたいな。そのプレッシャーと、この台本を具現化していくのに難儀だなと思うところはあった」と告白。
撮影はマンホールを再現した狭いスペースで行われたそうで、中島は「想像以上に狭いんですよ。僕、このたっぱあるのでさらにきつくて。寒かった時期だったので(雨天を再現する機械の)雨降らしもあって、本当に体がぶるぶる震えました。人生で初めてです。こんな経験は」と振り返った。
本当にマンホールに落ちたらどう対処するか、という話題では「現実的に考えると、チーフマネージャーにまず連絡しますよね。明日の仕事とかの関係もあると思うので」と中島。「それが一通り済んだらメンバーに頼ります」と続け、「誰か必ず助けに来てくれるだろうと信じています」とHey! Say! JUMPメンバーの助けを期待した。
また、2023年の抱負は「アナーキーな役をやりたい!」だそうで、「今年、僕30(歳)の年なんですけど、こういう年になってちょっとダークな役ができるようになってきた」と自己分析。
「もっとぶっ飛んだ役にチャレンジしてみたい。(本作で)汚れていった様は『ジョーカーみたいにしたいね』と監督がおっしゃっていたんですが、ああいうような役にチャレンジできるようなアイドル、俳優になりたいと思います」と語っていた。
映画「#マンホール」は、2月10日(金)TOHOシネマズ日比谷ほか全国ロードショー。
◆取材・文=山田健史