福士蒼汰“有功”を無理矢理大奥入りさせようとする斉藤由貴“春日局” トレンド入りも納得の恐ろしさ<大奥>

2023/01/18 12:28 配信

ドラマ レビュー

春日局は有功に大奥入りを強いる

「大奥」第2回より(C)NHK


謎の奇病「赤面疱瘡」が流行り始めた頃、3代将軍・徳川家光が死亡。家光の乳母である春日局は、将軍の死を隠そうと企てる。

その6年後、美しき僧・万里小路有功は、継目祝いで訪れた江戸城で、春日局から無理やり還俗を迫られ大奥入りをすることに。有功がそこで出会った将軍・家光(堀田真由)は、なんと少女であった。

人を殺めてでも家光の死を隠そうとする春日局の気迫がすごかった! 有功を還俗させて大奥入りすることを強いる際も、他の僧を殺生して有功の逃げ道を無くす春日局。淡々としながらも力強く有功を追い詰めていくようすが怖くて身の毛がよだつほど。

有功が還俗する原作でのくだりはドラマでは割愛されている部分もあったが、春日局を演じる斉藤は原作に勝るとも劣らない迫力と恐ろしさが感じられた。Twitterでも「#大奥リアタイ」とともに「斉藤由貴」がトレンド入りを果たした。

◆構成・文=牧島史佳