1月10日スタートのドラマ10「大奥」(毎週火曜夜10:00-10:45、NHK総合※第1回は15分拡大)第1回のNHKプラスにおける同時・見逃し視聴数(※)が、大河ドラマ・連続テレビ小説以外では最多を記録。これまでトップだったドラマ10「正直不動産」(2022年、NHK総合)を抜いて最高視聴数となった。(※放送当日~見逃し7日間の数値を集計)
同作はよしながふみ氏の人気コミックを森下佳子の脚本でドラマ化した作品。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸のパラレルワールドを舞台に、ジェンダー、権力、病など、現代社会が直面する課題を描く。
江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面(あかづら)疱瘡(ほうそう)」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。
江戸城でも3代将軍・家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。
第1回は「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」を放送。原作ファンも納得する冨永愛、中島裕翔、貫地谷しほりらのハマり役っぷりが話題となり、「#大奥リアタイ」がTwitterでトレンド1位に入るなど盛り上がりを見せていた。