コミックの映像化や、ドラマのコミカライズなどが多い今、エンタメ好きとしてチェックしておきたいホットなマンガ情報をお届けする「ザテレビジョン マンガ部」。今回紹介するのは、漫画家のくすのきさんがTwitterに投稿して人気を集めている「憧れのあの子がストーカーだった話」だ。
同作に対して、「よく見てみると1コマ目からヤバい」など、細かな描写に惹きつけられたというコメントが多数寄せられている。作者のくすのきさんに創作の背景を聞いた。
登場人物は、みんなが憧れるクールな美少女学生・来見と、鈍感で根暗な男子学生の藤森。くすのきさんが2022年4月22日にTwitterに投稿し、6万近くの「いいね」を集めた1話目は、体操着を失くした藤森が来見を見かける場面から始まる。「僕みたいな暗いやつ…誰も名前すら知らないよね…」と話しかけることすらできない主人公だが、彼の体操着を盗んだ犯人は、なんと憧れの来見だった…というストーリー。
来見の歪んだ愛情に対し、「ある意味一途でピュアだけど、恋って怖い」「ヤバい人だけど、そんな来見さんを応援したくなる…」などの反響が相次いだ。
――『憧れのあの子がストーカーだった話』を創作したきっかけや理由があればお教えください。
何も考えずにただ好きなものを描きたいという気持ちで考えたものを漫画にしました。
――描いたうえで「こだわった点」あるいは「ここに注目してほしい!」というポイントがあれば教えてください。
こだわりは来見さんの裏の表情だったり、行動です。何気ないシーンでもカメラ持ってたり、盗んだ体操服抱えてたり…彼女を見守ってほしいです。
――特に気に入っているシーンやセリフがあれば、理由と共にお教えください。
普段の来見さんと落差がある表情も好きですが、ラストの藤森がちょっと自分にポジティブなことを言うのも好きです。人との会話の中では少しかわいそうな扱いをされることが多い彼ですが、本当は意外とポジティブなんじゃないかと思えてかわいいなと。
――今後の2人の関係がどうなっていくのか気になるところですが、くすのきさんがもし藤森・来見のそれぞれの立場だったら、どんなアクションを起こそうとしますか?今後の話の展開は抜きにして、“くすのきさんだったら”という目線で教えてください。
もし自分が各キャラの立場なら、早い段階で挨拶でもなんでもいいので話しかけますね…。もうすでに5話くらい進んでますが、まだ会話が少しもできていないので今後の展開に期待したいです。
――今後の展望や目標をお教えください。
来年はもう少し投稿ペースを上げれたらなと思います。
――作品を楽しみにしている読者へメッセージをお願いします。
いつも本作品を読んでくださりありがとうございます。今後も地道に描き続けていきますので、これからも彼らの関係性を見守っていただければ幸いです。
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