――“カリギュラ”にはタブーの意味もありますが、お互いのタブーはありますか?
今田:最近は女性関係とか聞きづらいですね。
東野:昔はこんなんじゃなかったでしょ、芸能界。いつからですか? 不倫したら、あんなんなるんですよ(苦笑)。芸人でも駄目な時代ですからね。今、してもいいのは、梅沢富美男さんくらいでしょ(笑)。
今田さんに「結婚しないんですか?」って聞くのはタブーなことじゃないですし、いつでもできるでしょうし、ここまでくると最終的にどれで選ぶかの折り合いみたいな付け方を見失っていると思うんですよ。「20年前のあの時に結婚しておけば良かったなー」みたいな。
今田:ありますねー。迷走していますよ。後悔の連続です。僕は、タブーはないような気がしますね。東野からは、何を聞かれても大丈夫です!
――東野さん、今田さんに聞いてみたいことはありますか?
東野:最近また聞きで、今田さんのギャラが上がったって聞いたのですが、どれくらい上がったのですか(笑)?
今田:すごいなー、完全なデマや! よしもと内でも疑心暗鬼になっている。「アイツが上がったらしい」とかすごいんですよ。俺はよく(上がったって)言われるんですけど、見事に交渉失敗したもん(苦笑)。よしもとはお互いのギャラを知らないんですよ。それだけは酒飲んでしゃべっても、ふわっとした感じなんです。不思議なことにそこは「言ったらあかんちゃうか!?」みたいなタブーがありますね。吉本興業は100年の歴史がありますから、うまいことできているんですよ!
東野:でも、夢はありますけどね。(明石家)さんまさんとか、ダウンタウンさんとか、(よしもとを)辞めていないじゃないですか。ということは、「そういうことなんやな」みたいな。
今田:なんかよしもとって、すごいんですよ。(ギャラをたくさん)もらっている説もあるし、もらっていない説もあるし…。他のプロダクションと違って、100年の歴史があるシステムですからね。よしもとの70歳オーバーの芸人って、みんな「楽しいわ―」って言うんですよ。
東野:坂田(利夫)師匠なんて、朝起きてNGK(なんばグランド花月)に行って、横向きに歩いてまた帰ってくるだけですからね。幸せじゃないですか! そう考えると、70歳になる前に今やっておくべきことは、日本中に知ってもらえるギャグを1個作っておくことかもしれませんね(笑)。
――最後になりますが、この番組のPRをお願いします!
今田:本当に「看板に偽りなし」で、地上波ではなかなか見られないバラエティーになっています。東野のこの顔は地上波の「行列(のできる法律相談所)」(毎週日曜夜9.00-9.54、日本テレビ系)では見られないです(笑)! でも、やっぱりそんな表情も面白いというか…。回数を重ねるごとにだんだんと面白くなっていくので、ぜひ見て話題にしていただきたいですね。
東野:「カリギュラ」という番組が始まりましたんで、ぜひAmazonプライムに入って見ていただきたいです。よろしくお願いします!
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